長期滞在者
日々の仕事が忙しいと、日常生活のあれこれが疎かになる。わたしの場合、料理を作ったり、掃除をしたり、きちんとした睡眠をとるために必要なことができなくなる。こういうのはよくないと思いつつ、なかなか思い通りに仕事と生活の両立ができなくて困る。 5月は少しつらい月だった。ここ数ヶ月の疲れが溜まっていたせいもあるけれど、突如任された仕事に振り回されてしまい、右往左往。上司と同僚の間を右往左往。人と人との…
当番ノート 第20期
7-5 女ってなんでこんなにすぐ泣くんだろう。 僕は泣く女が苦手だ。正直、涙自体にはあんまり何も感じない。自分にとって、泣くっていうのは相当なことだから、最初はやっぱりかなり動揺したんだけれど、だんだん、そういうんじゃないんだなってことが分かってきた。この人たちにとっては、「泣く」って選択肢が手近過ぎ。涙ってもっと特別なもんじゃないのかな? だけど泣かれると、もう一気にこっちが悪いみ…
当番ノート 第20期
ちゃちゃらちゃらんららっらん♪ ちゃちゃっららっらんらららん♪(泳げたい焼きくん) 毎日毎日、魚々座はワークショップ♪ かぶすの魚でなんかやってるよ♪ そうなんす、そうなんす、なんかやってるんす もしかして観光施設たるものぱきっとイベント仕立ててなきゃ!みたいな方には、何これまじ!?かもしれないですが、ゆるゆるっと毎日なんかしら。。。はい。 そんな流れの中…
長期滞在者
* 夢の中でエレベーターに乗ってしまうと いつも強制的に別の夢に連れて行かれてしまう 夢の続きに戻れるだろうかと たまに 階数を思い出したり数えなおしたり エレベーターを乗り換えたりするけれど 知らない人たちが次々と乗り込んできては ぎゅうぎゅうと私を奥へ奥へと押し込む エレベーターが消えると それはもう あの夢の終わりでこの夢の始まり またいつかあの場所に戻ろうと かろうじて記憶の崖を霞め留め…
当番ノート 第20期
いよいよ最終回です。 2ヶ月間、毎週1回ブログを書くという決まり事をちゃんと達成できて良かったです。 楽しんくれた人がいたらとても嬉しいです。毎回、独特な言い回しでレビューを描いてくれたイルボンさんにも感謝です。 そーして、最終回になにを書こうか考えに公園へ~ 気がついたら寝てました。良い天気の中で自然の中にいると、とても気持ちがいいですね。 自分に正直に素直に生きること。それが幸せな過ごし方だと…
長期滞在者
父は、不機嫌を振りまくひとだった。楽しむことがわからないし、彼が楽しい時間は家族といっしょに過ごすときではなく、滅多に重ならない。そして、問題は、彼が何にムカついてるか(当時そんな言葉遣いはないが)、母の憶測ぐらいしかヒントがないことであった。母の意訳は、「彼女ひとりが一生懸命考えたあるべき家族ゾウ」である。もっとわかりにくくなっている。父の不機嫌が、わたしたちとは関係のないことを言ってくれた方が…
当番ノート 第20期
* ぼくは3月末に長年働いてきたデザインの事務所を退職しました。 そのタイミングから描き続けて来たこの漫画は、毎週火曜日を刻んでいくランドマークのようでした。 思えばお話を頂いて執筆する時点で考えていた話は3話くらいでとうに終わってしまっていて。 それからは締め切りまでは、動き出すキャラクターを捉えたり物語の方向を舵取りしたりと毎週がライブのようで、 漫画に限らず、あらゆる創作物が瞬間と永遠を泳ぐ…
当番ノート 第20期
超一流のアーティストはほとんどみんな、人生の核となる営みについて「お金のためにしてるんじゃない」と口を揃える。大好きな仕事に明け暮れながらもアパートの家賃を払うのに必死だった私は、「ケッ、カッコいいなー、死ぬまでに一度はそんなふうに言ってみたいもんだぜ!」と思っていた。「生業」が経済活動として軌道に乗ったとき初めてそんなふうに言えるようになるのだろうと、そう思っていた。でも今は私自身、「お金のた…
当番ノート 第20期
7-1 彩がさ、ビルの屋上にいて、あられもない恰好で走ってんの。腰のだいぶ上らへんまでしかない、ペラッペラのいい加減な法被? みたいなの、一応羽織ってるんだけど、全部はだけちゃって胸晒して走ってて。すっごい勢いで、足も裸足で。え? ああ、一応パンツは履いてるよ。でもグルグルぐるっぐる「ア゛ア゛ア゛―!!!」って半狂乱みたいになって走ってて、それを私は、別のもうちょっと高いビルの上から見てるんだけ…
当番ノート 第20期
エストニアの首都タリンからフィンランド湾を眺める 白夜の海景。 陶製(80cm×35cm×2.5cm) 2016年4月まで、東京医科歯科大学教養部談話室にて展示していただいています。 さて、大切な友人の故郷であり旅の最終地点であるエストニアへ。 地方で行われるインディーズの音楽フェスに参加するため、”前日には必ず入国してね!”と言われていて、 プラハからリトアニア経由でエス…
当番ノート 第20期
みなさま、こんばんはー。今日は、鮪のお話。 鮪って、遠い遠い世界の果てで水揚されて、でもって、日本に冷凍で運ばれてくる、あるいは、大間とかで一本釣りされて1匹運百万円で競りにかかる。。。みたいな魚かしら〜? えっと、氷見では、初夏を告げる魚です。(タイトルは万葉集に詠われてる鮪ネタ!) この鮪は65kg。氷見浜の定置網にかかりました。 氷見の板さんたるもの、鮪の1匹や2…
当番ノート 第20期
今まで頑張ってくれた人たちのおかげで私たちはとても便利で暮らしやすい生活ができるようになりました。 昔はこんなに便利もなく、辛い思いをした人もたくさんいます。 今も、地球のどこかの国はそのような状態でしょう。 私たちの住んでいる場所はもう人間が生活するには十分になりました。 寒い時に暖かい場所に簡単にいることができます。暑いと感じた時には涼しくなる方法もあります。 遠くへ行きたい時も、行きたい場所…