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2F/当番ノート

妄想J-POP 第3回

当番ノート 第17期

みなさん今晩は。妄想J-POPのお時間です。
この妄想J-POPは私typhoon soupの妄想の世界で作られたお話です。
ご紹介する全てはフィクションですので、みなさんも思いっきり妄想してください。

さて、80年代が2回続いたので、今週の妄想J-POPはぐっと時計を早め、1998年に発表された曲をご紹介します。
およそ1980年代に生まれたいわゆるヴィジュアル系ですが、1990年代にはTVに出演するようにもなりお茶の間にも認知されました。
本日ご紹介するミカエルクライシスも、その時代に生まれては消えていったたV系バンドのひとつ。

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1994年結成。確かな演奏で地元大宮の伝説のバンドとして話題になり、わずか二年後の1996年のメジャーデビュー。それに伴い、退廃的なイメージ、ゴシックな衣装、化粧が若干薄くなる。
1998年、深夜アニメ「氷の焰」の主題歌(同タイトル)タイアップ。
2000年解散。現在ボーカルのKAIはソロボーカリストとして、ギターの聖夜は「Junius」のメンバーとして活躍中。ドラムのSYUは居酒屋「月の宴」のオーナーである。
それではどうぞ。

【本日の一曲】

ミカエル・クライシス / Never ending day dream
1998年
歌詞:KAI
作曲:聖夜
編曲:ミカエル・クライシス

さあ彷徨える子羊達よ
深紅の薔薇を胸に抱き
嘆きし十字架に平伏すがいい

堕天使達の仮面舞踏会
狂った回転木馬に跨り
悦楽に酔いしれるがいい

Even God does not know the end

哀しみの海を泳いだら 桃源郷に辿り着くのか
憎しみの川を越えたら 愛しさに気づけるだろうか

翼を手に入れても 貴方へは届かない
月の光に祈り捧げよう

天使か悪魔か微睡みの中で
「アイシテル」と囁いた
甘美なる毒薬の 口づけは幻

籠の中のカナリアは歌う
遥か彼方の楽園夢見て
断ち切れぬ鎖に血の涙を流す

Even God does not know the end

哀しみの海を泳いだら 桃源郷に辿り着くのか
憎しみの川を越えたら 愛しさに気づけるだろうか

赦されぬ恋に堕ちたなら 愛することさえ罪なのか

翼を手に入れても 貴方へは届かない
月の光に祈り捧げよう
黄金を手に入れても貴方には叶わない
漆黒の闇に懺悔しよう

Never ending day dream

typhoon soup

typhoon soup

重機に魅せられ、重機や戦車をテーマにした作品を制作。クレヨンで彩色した画用紙を重機の形に切りだす手法は作者オリジナルの手法である。そのほか、絵画を布にプリントした洋服の企画、観客参加型のライブアート{釘と糸}のディレクション、バンド「yasei collective」のCDジャケットデザイン、コラボレーショングッズのデザイン等を手掛ける。

Reviewed by
typhoon soup

妄想J-POP第3回は1998年ヴィジュアル系バンドのご紹介です。

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