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2F/当番ノート

『傑作は未だか』第七話「横浜6年 アート一杯」

第34期(2017年8月-9月)

一点の傑作を作るには他人との摩擦が必要だ(前にも書いたけど)。
自分には想像もつかぬほどのスピードで走り続ける人に伴走、もしくは後塵を拝しながらでも走り、もしくは歩き続けるべきだ。少なくとも私にはそうだ。

前回は、東京の千川に移り棲み秋田の個展に向けて体制を整えたというところまで書いた。
秋田の個展は、またしても失敗であった。制作時間はたっぷりあった、実際たくさん作品ができた。それでも失敗した。原因は時間がないとかお金がないとかではない。芸術とはなにか根本的にわかっていなかった(もう少し正確に、自分のしたいアートというか出来るアートがわかっていなかった)。
2009年7月25日(土)の秋田県の地元紙「あきたさきがけ」の記事を見返している。どうして作品を角材で支えてしまったのだろう、、、私はやはりバカなんだと思う。秋田のギャラリーはもと印刷工場だったらしくデカイ、ときどき芝居を打ったりもしているぐらいである。その大きさに負けないくらい大きな長さ8mくらいの、、、

という所までノートパソコンに打ち込んだところで(私はパソコンに打ち込む前に一旦、紙のノートに手書きしている。そのほうが書いてるとき、心が燃えるのだ!)今週は『傑作は未だか』第7話「横浜6年アート一杯」は一旦、中止。来週のお楽しみ!!!突然スイマセン!

えーーー実は今『傑作は未だか』という自伝を書きながら、もう一方で現在『あいだ』という傑作絵画作品を描いております。4月から描き続けシェル賞というのに応募するため描いており(本当は賞のために描いているのではないのですが、締切を設定してぐうたらな自分を焦らせるため)、9月20日水曜日午後に運送業者が応募作品を回収しにきます。絵のほうを描かないとなりません!いい絵画作品、本当に傑作を作りますので、また、来週。ごめんなさい!

kesaku
(「あいだ」 アクリル・顔料・アートグルー・膠・練墨 134cm×134cm 制作中2017年9月14日(木)22時半現在) 
*今、住んでいる富山県氷見市の海の夜明けをモチーフの原点として、石巻・天草など今まで見てきたいろんな夜明けを混ぜています。

tegaki
『傑作は未だか「第六話 横浜6年 アート一杯」』の原稿(2017年 紙にボールペン)

ioriyoshimoto

ioriyoshimoto

吉本伊織1978年富山県生まれ。大道具や美術作品の施工など様々に転職、上田市や天草市など様々に転居を繰り返す。今、私にとって一番大切なことは絵を描く事です。好きな食べ物は焼き魚。(数少ない)主な収蔵先:神奈川県立近代美術館

Reviewed by
寺島 大介

秋田での個展を振り返りながら、現実が急に割り込んできた!過去の個展の話を軸にみる現在進行形の作品は、作者の未来像を急に垣間見たようなそんな不思議な気分になる。

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