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2F/当番ノート

手紙「家族さんへ。」

当番ノート 第44期

手紙「家族さんへ。」

しあわせですか。

わたしはこればかり、気にしています。

わたしはあるとき、家族さんがしあわせなのかどうかを考えました。
病気さんと出会ってから、さらに考えるようになりました。

わたしが家族さんたちの一員になって、よかったのかな、
家族さんたちが死ぬときに「しあわせだったな、」と思えるかな、
ずっとそれが気になって仕方がありません。

家族さんの一人には、何度か「しあわせですか、」と聞いたことがあるよね。
わたしがいるだけでしあわせだと言ってくれましたよね。
それなのに目の前でいなくなろうとしてごめんなさい。

家族さんは何人かいますが、それぞれ大嫌いです、ごめんなさい。
しかしそれでも家族さんなのです、なんだかんだで大好きなのです。
大好きだから大嫌いだし、大嫌いだから大好きなのかもしれません。
家族さんたちのことが大嫌いだから、言いたいこともたくさんあるけど、
家族さんたちのことが大好きだから、傷つけたくないのです。

きっとわたしは、家族さん離れができていないんだろうなあ。
けどそんなことよりも、家族さんが死ぬときに「しあわせだった、」と
思ってもらいたいから、これから頑張らせてください。

わたしはこれからもたくさんの迷惑をかけてしまうけど、
家族さん、どうかわたしのことを見捨てないでください。
そして、しあわせになってください。

よろしくお願いします。

何が言いたかったのか、ちょっとわからへんくなっちゃった。

今日はちょっと生きたくなかった、ハヤシミユウより。

ハヤシ ミユウ

ハヤシ ミユウ

うつ病ハンドメイドの人。うつ病と不安障害の療養をしながら、気持ちの居場所としてアクセサリーを作り販売しております。なんとかゆるく生きる選択をしています。私の人生はわたしのもの。よろしくお願いします。♡

Reviewed by
つかにし ゆうた

6通目は「家族」へ。これまでのとはちがって,はっきりとした対象へむけた手紙。
かと思ったけど,やっぱりハヤシさん自身や,ぼくら読んでいる人の家族にもむけられているような気がしてくる。家族[さんへ。]という題名の意図を,もう少し考えてみたくなった。

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