手紙「家族さんへ。」
しあわせですか。
わたしはこればかり、気にしています。
わたしはあるとき、家族さんがしあわせなのかどうかを考えました。
病気さんと出会ってから、さらに考えるようになりました。
わたしが家族さんたちの一員になって、よかったのかな、
家族さんたちが死ぬときに「しあわせだったな、」と思えるかな、
ずっとそれが気になって仕方がありません。
家族さんの一人には、何度か「しあわせですか、」と聞いたことがあるよね。
わたしがいるだけでしあわせだと言ってくれましたよね。
それなのに目の前でいなくなろうとしてごめんなさい。
家族さんは何人かいますが、それぞれ大嫌いです、ごめんなさい。
しかしそれでも家族さんなのです、なんだかんだで大好きなのです。
大好きだから大嫌いだし、大嫌いだから大好きなのかもしれません。
家族さんたちのことが大嫌いだから、言いたいこともたくさんあるけど、
家族さんたちのことが大好きだから、傷つけたくないのです。
きっとわたしは、家族さん離れができていないんだろうなあ。
けどそんなことよりも、家族さんが死ぬときに「しあわせだった、」と
思ってもらいたいから、これから頑張らせてください。
わたしはこれからもたくさんの迷惑をかけてしまうけど、
家族さん、どうかわたしのことを見捨てないでください。
そして、しあわせになってください。
よろしくお願いします。
何が言いたかったのか、ちょっとわからへんくなっちゃった。
今日はちょっと生きたくなかった、ハヤシミユウより。