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2F/当番ノート

書庫から、神原由佳さんと早間果実さん

当番ノート 第55期

https://apartment-home.net/author/ningenmi/

このアパートメントに、以前入居していらした方。神原由佳さん

お会いしたこともありませんし、このアパートメントで、記事を読んで、いっぽう的に知った… だけの私なのですが、記事が心地よくて、たまらんくて。

そのレビューの早間果実さんの言葉も、心に絡まりまりまってきて。

じぶん一人の胸に納めておけなく。多くの方に読んでいただきたい衝動にかられ、勝手に絵を描きます。

まず、プロフィール写真を眺めつつ、記事を読んで、神原さんの印象。(妄想)

やさしい風が、おおらかに吹いてて、彼女の周りでは、伸びたい植物が伸びたいように伸びている。どんな小さなざわめきも、湖面の揺らぎを見るように、気づき、静かに見守る。いつでも、どこかへふらっと行ってしまうような感じが、木漏れ日が風を受けてざわざわ〜と形を変えるみたいな、自然さがある。

続いて、

2020.06.26 「優しさをもらって、居場所をもらって」を読んで。

「優しさをもらって、居場所をもらって」を読んで

記事とレビューを読んで「あぁ〜」て、気持ちになって、その「あぁ〜」のまま、絵を描いたら、こぼれ出たものです。言葉で何かをいう勇気が出ません。

だから「こういう絵が出てくる、読後感」でした!

続きまして、

2020.07.03 「肩の力抜いて」を読んで、

「肩の力抜いて」を読んで

全く持って、神原さんの記事に「あぁ!」て惹かれる衝動が湧く理由を、言語化できればなぁ…と思うのだけど、

神原さんの言葉の素直さと柔らぎと、

それを受けとめる早間さんの感性と言葉の奥行きを前に、文字を起こす勇気など、沸かない!

のびのびと紡げるのは絵なので、この「読後絵」に全てを預けようと思います。(「読後絵」と名付けました。) 

2020.07.17 「好き勝手する人々」を読んで、

「好き勝手する人々」を読んで

このような読後絵になりました。記事を読んでいただきたい!

ここで勝手に、お二人へのファンレターみたいな記事書いていいのかなって思うけど、今アパートメントに入居させていただいてるから、その幸せな重なりに甘えて、書庫にファンレターを残して行ってしまおう。 今日は、ここまで。

って!

この記事のレビューは早間果実さんじゃないか!どうしよう。恥ずかしい。すみません。嬉しい…

mopoka

mopoka

アニメーション作家、絵本画家。
小学生の頃から、町会の掲示板のポスターや、電信柱に貼られてるチラシや、電車に貼られてるポスターなど、身の回りに溢れる「絵」が一体だれが、どこから頼まれて描いてるのか、不思議ですごく知りたかった。
いまだ、不思議に思って眺めてしまう。

Reviewed by
早間 果実

「百万回の愛しているなんかよりも一度ギュッと抱きしめたほうが早いだろう」
なんて暴力的な刷り込みなんだろうと、むかしは憤っていました。
そんなの思考停止じゃないか、人間には言葉があるだろう、と。
それもまた、言葉を過信した思い上がりなのだとちゃんと気づけたのは、つい最近のことのように思います。
言葉はあまりに取りこぼしすぎます。
その上、言葉にされたもの以外を、陰へ陰へと追いやります。
けれども、言葉にしやすいもののほうが、真理真理と囃し立てられます。
いつだって、言葉にされない、しきれない、できないもののほうが、悲しいくらい多いのに。
何かを書こうとすればするほど、書ききれない複雑な絡まりの束がほんのり見えてきて、愕然とします。
そこに颯爽と現れるのが、言葉以外の表現たちです。
それらは私たちに、言葉の限界を突きつけてくれます。
こんなに鮮やかな絶望、なかなかありません。
「人を狂わせるのは絶望ではなく、真っ暗な闇に差す一筋の希望の光だ」
言葉の限界とは、つまりは言葉の先で、それをつかんで形にしている人たちがいる。
少なくとも、表現不可能ではないことを、示してくれている。
拠りどころにするがゆえに、たびたび言葉に絶望する人間にとって、それは狂うに足る希望ではないかと思うのです。
楽しい地獄へのご招待、心より感謝を込めて。
奈落の底へ、お茶会にでも洒落込みましょう。

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