偶然起きた出来事に、無駄に喜んでみたり、そこから思い出したことを、あれこれと繋ぎ合わせてみるのが好きだ。パズルも楽しかったけれど、少しでも形が合わないとつながらないのが、子どもながらに納得いかなかった。
この紙にこういうモノを描いたら面白いんじゃないか、破ってみたら面白いんじゃないか、そうやってあれこれわたしにいたずらされるものたち。自分の役割とは違って、納得がいかないかもしれない。それでもわたしが「何か」をしたことで、いつも着ない服を着てみた時みたいな、少し違う感じが、素材にもわたしにも、見てくれる誰かにも、何かを映し出すといいなと思う。