当番ノート 第23期
いのちと呼ばれるものは それ以前 青い光だった 暗い海の底にも似たところから それはやってくる 未だ形なきところにあるそれは いつの日か 新しい日の出を夢見て眠る 太陽の子ども それは 今なお 光を欲して蠢く 青き衝動 それは 遠いところを夢見て泣く 太陽の子ども 日の目を見たとき きみは泣いていた かなしみの井戸の底からでなく かつての海から 掬い上げられて その目に映る 光があまりにも眩しくて…
当番ノート 第23期
“メタゲーム”という言葉を知っているだろうか? トレーディングカードゲームというのは、市販のカードを買い集めてデッキと呼ばれる紙束を作り、対戦相手と勝負する遊びの総称だ。 日本だと遊戯王やポケモンのカードゲームが有名だろうか。 トランプで言うと、大富豪。あとはUNOあたりが近い。 僕が愛するMagicはそんなトレーディングカードゲームの元祖と言える。 実際のところは、仕事で…
当番ノート 第23期
When Where Who The Period, The Place, The Person あの時期あの場所あの人 【第七回:2012ニューヨーク 】 2012年ニューヨークのあの人は 混乱の中にある美しさと生み出す力を 思い出させてくれた。 東北で出会った東京在住のあの人は、ニューヨークのきらびやかな街に そっと現れた。初めて会ったのは宮城県の石巻、車の後部席で ぎゅうぎゅうになりながらだ…
当番ノート 第23期
千葉パルコのレストラン街のカフェにいる。とても驚いたけれど、千葉パルコが来年の11月に閉館する。高校時代から付き合いがある店だっただけに、とても残念だ。よく高校からの帰り道に、友達とパルコバスに乗って、千葉駅まで帰ったものだった。(註:パルコバス:千葉駅とパルコを往復している無料の送迎バス。赤と青の二種類のバスがある) パルコといえば80年代の渋谷だけれど、僕はその頃の渋谷を知らない。渋谷。と…
当番ノート 第23期
いま、僕たち家族は、引っ越しの準備をしている。いろんな事情から、この家を離れて、あたらしい家に引っ越すことになった。昨日も一日その準備をしていた。僕がいま暮らしている部屋は、僕にとってはまだあたらしい。僕はこの部屋に、何年住んでいただろう。東京で生まれて、父親と別れて、岐阜に来てから、僕たち家族は、何度か引っ越しをした。この家はいまの父親がちいさい頃から家族と住んでいた場所で、家自体はとても古い。…
当番ノート 第23期
意味のあることを書きすぎてつかれた。 ————————— おばあちゃーん、チョーウケル昔話して〜 こどもたちが椅子の肘掛けに詰め寄る。 掛ける者こそ替わりすれ、椅子はこの光景をすでに知っている 「おまえもハタチを超えて大人になった今、ウケる昔話をしてあげようね、この秋の夜に」 ぺっけれ、ぺっ…
当番ノート 第23期
君は人の気持ちが理解出来ないのに、 人に合わせようとして、 合わせきれず自滅する。 (時間、行動、意見など) 自分がどうしたいのか、自分のやり方は? 相手がどうしたいのか、相手の考えは? 従順になりきれないドM 傷つく事を恐れるな! ————————————…
当番ノート 第23期
When Where Who The Period, The Place, The Person あの時期あの場所あの人 【第六回:2011高知 】 2011年高知のあの人は かわいさと強さを共存させまっすぐな笑顔を変わらずにくれた。 小さな頃から大体のことをそれなりにこなしてきて、特にこれといって 悪いこともせず、何事にも真面目に取り組む子供だった。いつか父が、 何をするには自由だが、警察の世話…
当番ノート 第23期
本番が近い。 音楽家は、練習後と本番後は、いつもどんちゃか飲んで喋る生き物で、そのために生きているようなところがある。 だからここ数週間はどんちゃかしていた。 フォーサイスのArtifact、Perfumeについて考えていたけれど、ここ一週間はショスタコーヴィチとベルリオーズのことばかり。 暗譜しないと十分に五感のアンテナをまわりに張れないし、そして、そこまでのレベルに本番までもってく本番というの…