Mais ou Menos
_______________ まちゃんへ 私は幽霊が好きです。 幽霊のただ怖いということや驚かすということが好きなのではなく、幽霊がその幽霊になり得たる理由や、そこに渦巻く物語が好きなのです。 だから、今日、京都の伊勢丹でやっていた“奇々怪々お化け浮世絵展”を見に行って本当に大満足でした。私は、昔から幽霊やお化けにとても興味があって、それが浮世絵になって表現されていることに興味津々で、この浮世絵…
当番ノート 第22期
一週間って24時間しかないんじゃないかと錯覚するぐらい、時間が経つのが年々早く感じてきた今日この頃です。 3回目の本日は、僕の作品にはかかせない印刷について。 仕事で絵を描く場合、大抵は大量生産が前提にあります。デジタルの場合、スキャニングの手間が省けたり、修正も比較的しやすいので、仕事とするにはアナログに比べて有利な面があるかなと思うのですが、1点ものの「芸術作品」という観点からすると、やはり一…
当番ノート 第22期
1999年の春、 三浪二仮面浪人して、23歳で早稲田大学に入った目的は二つありました。 面白い人にあうことと、 夢を見つけることです。 僕は昔から漫画家になりたいと漠然と思っていたので、 漫画サークルに入ることにしました。 早稲田はとにかくサークル数が多く、1000以上あると言われているのですが、漫画サークルだけでも6つありました。 その中でも弘兼憲史や、やくみつるが出身で、有名な漫画研究会の新歓…
当番ノート 第22期
2回目のコラムです。 杉田は、元気です(^^) 先週、用事があって、宮崎県の高千穂に行ってました。 日本の心や文化を学びたく、 長崎の神社に居候していた経緯があります。 それで神社・仏閣は私の大切な場所なんですが、 今月末、高千穂のとある神社の神域で、1晩だけお篭もりすることになりました。 8年ぶりではありますが、1人だけは初めて。 1人、無言で書を書き続けるか、何をするか、今は検討中。 そこで味…
長期滞在者
「6本の腕について」 自分は鉱物標本を集めるのが好きですが、どうしても自分の手元に置いておくことができない鉱物結晶があります。 それは雪です。 結晶は、気体や液体になっていた物質が温度変化等により固体となるときに作られます。それぞれの物質により融点が違うので、純粋な物質として固体となりやすく、その分子構造が反映された独特の形状に固体化するのです。水晶の結晶などを思い出してみると、まるで地面から生え…
当番ノート 第22期
Fleur:花。女性名詞。語源はラテン語のflos。「最上の部分、最も良い部分」を指す言葉です。 しかし「最上の状態」は永遠ではない。つぼみがほころび、花開き、うなだれ、朽ちていく。 人々は洋の東西を問わず、花の最上の姿を留めようとしてきたようだ。 福田平八郎、初期の作品。「牡丹」1924。 普段のモダンにグラフィカルな福田のイメージとはほど遠い、京都で妖しげな日本画が流行していた頃の作品。 宋・…
the power sink
こんばんは!描いている絵をここに載せる。見て頂けると嬉しいです。 よろしくお願いします! 僕の頭部は簡単な作りだ 吹き抜けとネックレスをした男とボーダーのノースリーブを着た女 おまえさん生ゴミみたいな気持ちなんだね。そう気にしなさんな わけのわからない帽子を被った男。僕はこんな帽子被ってたらちょっと楽しいと思うけど、 この人はと…
当番ノート 第22期
トーキョーではずっと一人暮らしをしてるので、トーキョーのわたしはずっとひとりです。それまではずっと姉と同室だった。長いあいだ、二段ベッドの上に姉が、下にわたしが眠っていた。そのせいでいまではときどき幻姉がある。「げんし」と読みます。たとえば夜眠れなくて仰向けに携帯電話の画面を見つめながら、体勢を変える。すると携帯電話の画面の光は部屋の壁などを明るく照らしてしまう。わたしはとっさに「あ、姉を起こし…
当番ノート 第22期
結論、この世の中を一人で生きていくことは出来ない。 28歳なんだからそんなことくらい解っている。 一人で済ませられるのなら、全て一人で済ませる方がずっと楽だと思っていた。「一人でやってしまおう」というのは、何でも一人で背負い込む頑張り屋さんと見せかけて、恩義、信頼、義務、連帯責任、役割分担、期待、それらから逃げるように導き出した答えだったかもしれない。バスケットボールを受け取ったら誰にもパスせずゴ…
当番ノート 第22期
#2 不滅のイメージ(前) 砂の上の絵が波にさらわれていくように、誰かの死後そのイメージは記憶から少しずつ流れ出ていく。どんな顔だった、どんな手だった?何を着て何を歌い、どんなふうに名前を呼んだ? 時間が流れる限り私たちは死んだ人のことを忘れ、死んだ人もまた私たちのことを忘れる。かぐや姫は月に帰るとき羽衣を着せかけられて地上でのことを忘れる。日本の三途の川も西洋の忘却の河も、その水を飲むと生きてい…
Slow times
みみのない象の見るせかいは よけいなものがなく、とてもしずかにととのっているのです。
当番ノート 第22期
どうもお疲れ様です! 日下です。 2回目の今日は、今担当しているお仕事を元に、実際にどうやってデジタルで描いているかを、簡単にご紹介できればと思います。 まず今日ご紹介するお仕事はこちら。 兵庫県は丹波にある酒蔵「山名酒造株式会社」から発行されている季刊誌「酒蔵便り」。年四回発行され、僕は今年1年間イラストからデザインまで担当しています。 ちなみに今回ご紹介するのは夏号です。 簡単に説明させていた…