当番ノート 第1期
先日、学生時代からの友人が奥沢の喫茶店でライブをする というので久しぶりに一人でいってきました。 ライブというには小さすぎる、ギターとピアノの弾き語り。 急な出演で告知も充分でなかったらしく、お客さんは十数名程度でした。 お客さんは彼をよく知る方ばかりで、 終始あたたかなムードでライブは終わりを迎えました。 いろんな音楽プロデューサーと呼ばれる人たちから声をかけてもらって デビューする、しないとい…
当番ノート 第1期
また二日酔いだ・・・。 というより今、いったい何日酔いなのだろう・・・。 安酒を来る日も来る日も浴びるように飲んで、時に暴れ、叫び、泣き、記憶を失くして頭痛と共に道で目覚める。 鉛のように重たい体を引きずりながらアルバイトに向かう道すがら、また思う 「俺は馬鹿か・・・」と。 去年4月、6年間苦楽を共にしてきたバンドが解散した。 理由は簡単、全員が全員と一緒に居る事にうんざりしたから。 積み上げてき…
当番ノート 第1期
「六角堂ってここからどうやって行くんですか?」 柳馬場六角の交差点で修学旅行中らしい学生三人に呼び止められた。 京都市内で暮らしていると道を聞かれることが多い。聞かれることが多いよねぇ、と話すと「そうかぁ?」と知人。道を聞かれたことなど一度もないと言う。道を聞かれやすい人というのがいるらしい。僕はそうなのだろう。 「このまま真っ直ぐ行けば右手に見えてくるよ」言い終わるより先に指さす方へ三人は駆けて…
管理人室の往復書簡
かおりさんへ 今日のいわきは晴れていた。寒かったけれど、気持ちのいい空です。 懐かしい、ってそのなかにいろんな想いがぎゅっと詰まっているよね。 楽しかったり、切なかったり、悲しかったり、暖かくなったり。 あんまり思い出したくない事とかもふくめて、 「いろいろな場所に、少しの思い出があって、そこにすぐに行くことができなくても、たしかに自分はそこにいた。そのほんの少しのことを思い出して、懐かしいと思う…
管理人室の往復書簡
かおりさんへ 東京駅のすぐ近くのカフェではじめて会ってハグをして、アパートの話をしてから、今日。 月日が流れるのは早いね。 アパートメントが始まるにあたり、カフェで話した原点のようなものを忘れずにいたいと思っている。 ひとが、そこにいること。 息づかいを感じられること。 いろんなひとが、ここを訪ねてくれたら嬉しいね。 東京で好きな風景があって。 新宿の友だちのアパートのベランダからは、すぐとなりの…
当番ノート 第1期
小中学生の時代の大の親友は、高校入学するとすぐににナントカという新興宗教に入信してしまった。 信仰の自由は自由として否定するでもなく、勧誘されるでもなく、まあ、そのままなんとなく疎遠になった。 他の仲良しだった友達は、地方都市に転勤したり、結婚して遠くへ行ったりで地元には今でもやりとりする ような仲間は残念ながら見当たらない。 高校はちょっと離れた私立を選び、夕日の綺麗な港町の学校まで毎日片道二時…
当番ノート 第2期
ボクの話はつまらなかったみたいです... 以前、30分ほど大学の授業で話をさせてもらった時の事です。 突然の依頼を受け、大学の授業で話をすることになったボクは、 緊張しまくりながら教壇に立ち、 とりあえず、テンションあげまくって、 学生さんへ向けて檄を飛ばしまくりました。 攻撃あるのみです、しゃべくりまくり。 ご存知の通り、だいたい、こういう勇み足の時は失敗します。 面白い位に噛み合…
当番ノート 第2期
履歴書の欄にむかし「尊敬する人」という項目があって(今もあるのかな)、私は悩まずに、つまらないかもしれないけれど「両親」と記入する。 その動機は簡単かつ不純で、父と母は結婚前から今の今まで恋愛をずっとしていて、それが素敵だなと思うから。 父と母が出会ったのは、父が19歳で母が17歳だった頃。 今で言う合コンで出会った。 グループ交際(ああ、もじもじする響き!)を経て「お付き合い」をするようになる。…
当番ノート 第2期
帰宅して腰を下ろすと煙はいそいそと膝に入ってきます。身動きがとれなくなった手前、煙の顔を撫でてやりながら、私の片手ですっぽり覆うことのできるほどの小ささに改めて驚き、こんなのひとひねりで殺せてしまうよと思いが至ると、守らなければならない命が部屋にいることに末恐ろしさを感じる夜の始まりです。一方的かつ勝手に結ばれた信頼のもと安心しきって喉を鳴らす煙に対し、勘弁してくれよと思う気持ちは3ヶ月経った今で…
当番ノート 第2期
わたしのコラムも最終回となりました。今まで拙文にお付き合いいただきありがとうございました。 初回ではTwitterへの私感を、詩を綴るものとしてその利用法とともに記しましたが、この最終回もTwitterを利用したある試みを行ってみたいと思います。 膨大な数の本の一節を引用して並べ、自らの作品として一冊の詩集にまとめていた田中宏輔さんという詩人が知人にいます。わたしはそれにヒントを得て、Twitte…
当番ノート 第2期
11月のある日。 その日の私はかなりハイでした。 雑司が谷みちくさ市の拾い物の数々を うさぎのぬいぐるみバッグに詰め込んで 隠し持ってる私は、かなりハイな気分で ロケットカフェに道草したのです。 立ち寄ったお店が素敵で楽しかったりすると tina*tinaのショップカードをさし出します。 これは、ヘンゼルとグレーテルが 森の中にちぎって落としていった 道しるべのパンくずみたいな感じ。 遠く離…
当番ノート 第2期
気づけば37歳ですわ。 ローリングストーンズっていうロックバンドの ボーカリスト、ミックジャガーは 「45歳になって『サティスファクション』を まだ歌っているくらいなら、死んだ方がましだ」 と言ったらしいですが、ボクも45歳にはまだ8年あるにしても、 高校生の時には想像も出来なかった年齢に達してきました。 先日、ボクと同じく37年生きている高校の同級生と Twitter で約20年ぶりに再会したの…