当番ノート 第46期
すごい発見をした。 仕事で注意されたとき治すべきなのは仕事のやり方であって性格ではないと。 例え「あなたのその態度が良くない、改めた方がいい」と言われてもそれは決して私の人間性を変えろと言われているのではなく、 仕事に対する態度のことを言われているのだと。 仕事の仕方を変えればいいのか。 皆こうやって働いてんですね。 うろこ。 * まあいつも通りなのだけど、 私の雑な仕事の仕方(やりっぱなし。すぐ…
当番ノート 第46期
身体が追いつかない。先週起こった出来事からの影響はとてつもなく、家にいると、なにもやりたくない状態に沈んだまま。見たくもないテレビをつけっぱなしにして、見たくもないSNSを眺めたりして、寝たくもないけれど、強いていうならそれが楽だから横になる。 このままでは、駄目だと、水を飲みたくなったときに、ベットからソファーに移動する。足元に置いてあるPCをただ開く、Twitterで最近公開した記事の感想を眺…
長期滞在者
魚類図鑑で見たラブカというサメが、怪異でカッコイイ顔貌で忘れがたく、どこかで展示している水族館はないものかと探してみた。 以前須磨水族園に標本展示があったらしいのだが今は出しておらず、残念ながらラブカは現在は関西では観ることはできないらしい。 生息する駿河湾・相模湾周辺の施設にはごくたまに生体展示があるらしいのだが、深海系の種類だけに飼育は難しく、長くは生きることができないようだ。 怪異な顔、なぜ…
当番ノート 第46期
わたしの仕事は駆け出し研究者。対象はファッション。趣味はないと思う、生活の大半は執筆やそのために必要な文献に当てていて、残った時間は直接的には自分の研究には関係ないけれど勉強のために本を読んでいる。その時間を確保するためにテレビは持たず、映画や音楽も研究に関わらないとあまり見ない。Netflixでみるのもジェンダーやファッションに関わるものが大半。土日も研究会や講演の聴講に行くことが増えるものの平…
当番ノート 第46期
7回目の投稿です。「トルコで出会った女性たち」シリーズ第7弾です。トルコで出会った印象的な女性たちとそれにまつわる私の記憶を書いています。1回目の投稿「ハティジェ」の冒頭にてこのシリーズの説明を詳しく書いておりますので、一体何について書かれているのか混乱された方はどうぞそちらをご確認ください。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー…
長期滞在者
私はあなたのことをどれだけ知っているのだろう。 好きな食べものは? どんな音楽が好き? 今日は何があった? ねぇ、本当はどう思っているの? あなたから知りたいことはたくさんある。 だけど、その全てを知ることは不可能だ。 私は、全てを知る必要などないと思っている。 私は、今のあなたが好きだ。 あなたの全てを知る時間よりも、 私は、あなたの今を愛おしく思う時間を、大切に過ごしていきたい。 その声を初め…
当番ノート 第46期
目が合えば、微笑んで「HI!!」って! なんて、たのしいんだ。これは、この国だからだの? 私は、数日前までスリランカにいたのだ。これまで2カ国しか行ったことがないから比較しようもないのだけれど、どの国がどうであれ、こういうコミュニケーションは愉快なものだった。なんていうか、こう、子ども同士が名前も覚えないまま、だれかれかまわず遊んじゃう感じに近い。BGMは『we are the world』だ。 …
Mais ou Menos
Dear Maysa (まちゃんへ) Hi. I’m writing this letter for the first time in English. (この手紙は初めて英語で書いています。) I’d like to use English, so I’ll use English this time. (英語が使いたいので、今回は英語で書きます。) Next week, we’re goin…
当番ノート 第46期
お昼ごはんというものについて、錯綜中です。 食い意地が張っているほうで、おいしいと思うものを食べたい。 別においしいわけじゃないけど、みたいなものはそもそも食べたくないと思うので おひるごはんは割に重要な問題です。 最初のころはお弁当を持っていっていた。 ご飯のうえに炒め物か煮物を乗っけるだけの簡単なもの。 前日の夜ごはんを多めに作っておいて、朝はつめるだけ。 ご飯におかずの味が染みておいしい。 …
それをエンジェルと呼んだ、彼女たち。
ある日、チェロをもらった。チェロをくれたのは詩人だった。編集の仕事を通じて出会い、打ち合わせで自宅にお邪魔したときのことだ。大学の管弦楽団で弾いて以来あまり弾いてないのだというチェロは、白いケースに納まって佇んでいた。ケースを開けると中は鮮烈な赤のベルベットで、明るい色をしたチェロや弓やチューナーなど一式揃って入っていた。 彼女と実際に会ったのは2度目だったのに、弾くならあげます、と差し出され、私…
Do farmers in the dark
こんばんは!何か書きたかったのですが、今月もなんともならず、頭がまとまらずちんぷんかんぷんで、現在開催中の展示のお知らせだけになってしまいました。申し訳ありません。 大阪の高槻市にある「おうちごはん ソラトイロ」という素敵なお店で絵を展示してもらっています。以下展示の詳細を載せます。28日までやっています。近くの方は是非よろしくお願いします! 以下詳細です。 木澤洋一作品展 The …
当番ノート 第46期
さて、ここでエッセイを書くのも残り3回となった。何を書いていこうかと考えたとき、自分自身が普段からよく尋ねられることを書いておくのもいいかなと思った。それが、子どものときから成績がよかったのか?なんで東大受験しようと思ったのか?友人にも子どもの親になった人たちも増え、勉強法や教育法を聞かれることも多くなってきた。 しかしながら、最初に断っておきたい。おそらく、私の経験はなんの参考にもならないだろう…