家族。

第1期(2012年2月-3月)

あたりまえ。
日常は変わるはずがないと、何の不安もなく過ごしていた。

いわきは東北地方だけれども、温暖で暮らしやすい。
台風も福島沖に逸れる。天災は少ない土地。
雪が積もった日は、交通網は麻痺してしまう。目的地にたどり着くのはいつもより倍くらい時間を要す。のは大げさではない時もある。
そんな雪の日の夜には人っ子一人歩いていない。のは嘘。
閑古鳥が鳴くのは、ほんと。

うみとやまに囲まれた、うつくしまふくしま。

三月が始まりました。
わたしはいまかなり腰が引けている。びびっている。
これは、そう。トラウマというべき心情なのか。

側に寄り添う存在というのは有難い。
ふだんは、あーでもないこーでもないといちゃもんつけてぷりぷりするときもある。いつもじゃないよ、ふふ。
店に立つわたしは菩薩のようだと云ってくれたお友達もいる。飲むと鬼だとも補足されたけど・・・

去年の大きな地震の後に大事なもの護るべきことが確認できた。
家族。
もちろん、ちびっ子たちも含めて。
そして親友たち。親友のお友達。アズーロのご贔屓さん。ぜーんぶ引っ括めてだいじな友人たち。
タモリさんのともだちの友だちは皆ともだちはあながち嘘じゃない。実証。
お金だったりものだったりはどうにかなる。
勿論、暮らす上で必要なことなのだけれど、まず本体。攻殻機動隊が浮かんだけれど(笑)

戦々恐々、怒濤のいちねん。
いろんなことをぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる考えた。
答えはでないまま。
怒りや憎しみは何も生まない。
負の感情はおのれのこころを蝕む、とわたしはおもう。

何よりだいじなことはいまをいきること。
これは、地震のまえもあとも変わらなかったということ。
日々ていねいに、ごきげんさん、の確認作業だったんだね。

そして、あらためて繋がりに感謝。
友人たちに、本当に助けてもらった。
『ありがとう』をなんど口にしたかわからない。
しつこいくらい。

これから先のことは、まるでわからないし知るすべもないけれど、こころ健やかにあれば、どんとこい!でね。

でも、感傷的になる啓蟄でございます。