ピーチ太郎の冒険

第18期(2014年12月-2015年1月)

新年、明けました!おめでとうございます。
冷たい風と雲ひとつない快晴の空を仰ぐと、背筋がしゃきんとしますね。すっごく気持ちいい。
誰もが希望を胸に新たに一年スタートする、こういうわかりやすい区切り線、大好きです。
このアパートメントさんでのお便りも、駅伝のように折り返し地点にきました。

さて明日から仕事始めの人が多い新年一発目、今日はまだもう少しお正月モードでいたいですよね。
なるべくあれこれ考えずに見てもらえるものをお届けしたいなあと思います。

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「ピーチ太郎の冒険」

昔むかしあるところに、おじいさんとおばあさんが暮らしていました。
おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。
おばあさんが洗濯をしていると、川の向こうから どんぶらこっこすっこっこと、
ひとつの桃が流れてくるではありませんか。
驚いたおばあさん、家へ持ち帰って桃を割ってみると、
そこからおぎゃーと出てきたのは桃太郎。
桃太郎はやがて、村で悪さをする鬼を退治することになります。

さて、この言わずと知れた日本を代表する昔話。
物語の陰の立役者は誰かって、勇者を運んできた桃なしには語れないでしょう。
急な傾斜や悪天候や、道中危険もたくさんあるでしょうに、この赤子を守り抜き無事にお届けする強い使命感のもと流されていく戦士の桃にスポットライトを当てたいと思い、
作りました、桃。
そして流しました、川。
桃太郎の冒険ではなく、桃太郎を運ぶピーチ太郎の冒険の始まりです。

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この日本を代表するヒーローは、
小さな川から始まりイギリスを横断するテムズ川へと流れていき、
まだ見ぬ大きな海へと旅立っていきました。

発砲スチロールで作ったこの桃、浮かぶかなあどうかなあとそわそわしながら小川へと向かいました。
昼下がりの午後にお昼ご飯を楽しむサラリーマンのおじさま方からのちょっとした視線を感じながら、そっと投入。
桃が見事に水に浮かんだその瞬間、「おっ浮いたねえ」と、小さな小さな歓声が上がりました。

仕事も、勉強も、各々ががんばりたいことを一生懸命全うする人生って本当に素晴らしいし、美しい。
そしてそうやってあっという間に過ぎていく日々の中でも、
身の周りの小さなものごとに愛情とユーモアを持って接することができたら、
きっとしあわせな生活だと感じられると思います。

皆様にとって2015が今迄より更にハッピーな、笑顔に溢れる一年になりますように。
今年もどうぞ、よろしくお願い致します。

YORIKO

追記:数日後、いまごろピーチ太郎はどこにいるかなあと考えながら街を歩いていると。

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ツヅク!

Collaborated with : Saki Machida
Thanks to : Asako Taki