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2F/当番ノート

私のはじまり。

第25期(2016年2月-3月)

これからどうしようかなぁと、考えています。

このアパートメントの話です。

1月上旬、アパートメントの管理人である鈴木悠平君からFacebookのメッセンジャーでこの連載の話をもらいました。あのアパートメントの話しが私の元に!なんとも嬉しいお話。しかしまあ毎週書けるだろうかとか、書くのは得意ではないなー、でもやってみようかなとか、いろいろな想いが頭の中を駆け巡ったもののすぐに一周して、悠平君が今私に声をかけてくれたという事実、それがすべてだなと思い、アパートの一室をお借りすることになりました。2ヶ月間、どうぞよろしくお願いします。

とは言ったものの、さて、何を書こう。
私に何か書けるようなことなどあっただろうか。

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福島県の太平洋側、いわき市の港町・小名浜で生まれ育ちました。高校卒業と同時に上京。東京では会社員として音楽の裏方の仕事を、ここ数年はフリーランスで広報・宣伝、様々なコーディネートごと(いわゆる何でも屋さん的な)仕事をしています。現在は夢を追いかけ、ニューヨークはブルックリンに住んでいます。実家は祖父の代から続く鮮魚仲買。両親と兄、弟の5人家族。誰かに兄と弟がいると話すと「あーだからだね~!」と言われます。一体なんのことなのでしょう。

サッカーをしていた兄の影響で、小学3年生の頃からサッカーを始めました。すぐにサッカーに夢中になりました。チーム練習から帰宅後、家の庭で再び練習。ホームセンターで売っているパイプをつなげ、漁用の網を張って作ったお手製ゴールめがけてひたすらシュート練習。家の中でもクッションボールでまた練習。終わればJリーグ選手名鑑をひたすら読み、選手の名前を覚える。サッカー選手になりたい、キングカズのようにブラジルに行きたいと思っていました。

私は、当時名古屋グランパスエイトに所属していたストイコビッチ選手(通称・ピクシー)が大好きでした。イケメンと評判だった彼のプレーは、顔の美しさと同様にとても美しく、見ていてとてもワクワクするものでした。“自分がプレーするにしても見る人が楽しい方がいいな”と子供ながらに思い、華麗なフェイントをひたすら真似したり、どうすればカーブボールを蹴れるか研究したりしていました。コーナーキックを直接決めたら、みんな盛り上がるかなーとか。勝負に勝ちたいという気持ちはもちろんありましたが、それ以上に、どうしたらみんながおぉー!と盛り上がり楽しんでくれるのかを考えていたように思います。

サッカー少女だった当時の私の思いが、今の私を形作る人生最初の転機だったように思います。私を魅了してやまない、ワクワクするものに出会った、最初の記憶。その頃からずっと、何かに対していつもワクワクしていたい、誰かがそう思えるような環境を作りたいと思い続け、今に至ります。

書いているうちに、あれこれ思い出したのですが、
長くなりそうなので、続きはまた来週に。

2ヶ月ありますし、のんびりと。

宮本 英実

宮本 英実

ソ-シャルコラボレーター / MUSUBU代表
福島県いわき市生まれ、ブルックリンを経由し、いわきと渋谷の2拠点生活中。音楽業界でのアーティストマネジメント&宣伝の経験を活かしたエンタメ精神を軸に、企画やイベントで社会×人・地域・コトの共創を後押しするソーシャルコラボレーター。福祉、教育、スポーツまでジャンルをまたぎ活動中。

2011年東日本大震災後、地域活性化団体「MUSUBU」を設立。いわき発信で人々が"沸く"様々なプロジェクトを行う。

https://www.foriio.com/hidemi-miyamoto

Reviewed by
小沼 理

J-WAVEで平日の夜に放送されている「Dream Train」というラジオ番組がある。
秀島史香さんによる10分間の短い番組で、月曜日から金曜日まで、ある特定の職業の人が自分の仕事のやりがいや、その職につくまでの経緯を話す。

女性スタントマン、フラワーデザイナー、ネイリスト。様々な職業の人が登場するのだけど、彼らの中で「幼少の頃からその職に憧れていた」という人は、思っているより少ない。小さい頃はもっと別のものに熱中していたと、多くの人が言うのだ。
これから2ヵ月連載をしてくださる宮本さんは、現在ニューヨークのブルックリンと福島県いわきを拠点に広報や宣伝など、様々な活動をされている。だけど幼い頃は「みんなが見ていて楽しいプレーがしたい」とボールを追いかけてばかりいるサッカー少女だった。
宮本さんは大人の自分と少女だった頃の自分を、「ワクワクしたい」という気持ちでまっすぐ結ぶ。もしかするとあのラジオ番組に出ていた人達や、幼少期の自分と今の自分が全然違うことをしている人達にも、こんな風にまっすぐ結べる気持ちがあるのかな、と少し思った。

でも、気持ちの上ではまっすぐでも、実際には曲がりくねった道があるはず。これからどんな話が語られるのだろう。さっそく宮本さんにワクワクさせられています。

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