坊やに惹かれて

第25期(2016年2月-3月)

ぼうや集合記事
(NAGI60号より)

えっちらおっちら街道取材をする中で、あちこちの集落にある飛び出し坊やの看板が気になった。地元静岡では馴染みが薄くなってしまった飛び出し看板。三重はやたらに多いのはなんでだろうと素朴に思っていた。調べてみるとお隣の滋賀県が発祥の地とのこと。昭和30年代交通事故が急激に増え、警告を促すようにと地域の看板職人が作り出したのがはじまり。それが鈴鹿山脈を越え三重に伝来。北は桑名から南は熊野までの各地区、特に小学校周辺はホットスポットになっている。桑名や四日市は伝来の影響が強く元祖である赤い服に黄色いズボンの「飛出とび太」の形や類似系が多い。伝来ミスなのか首が急に太くなっていたり、眉毛がつながったりなど少しずつ元祖の様式からあらぬ方向になっていく。同様にクレヨンしんちゃんやドラえもん、名探偵コナンなどのキャラクターも似せようと頑張っているもののの、個人が作ったゆるさが反映された看板が多い。経年変化や周囲の風景との関係で味わい深くなるぼうやもいらっしゃる。約3年かけ収集したものを今日は紹介。

ぼうや1
兄弟仲良し(四日市市)

ガール1
高齢者だって(尾鷲市)

ガール2
透け子ちゃん(松阪市)

ガール3
路上デ・キリコ(尾鷲市)

ぼうや2
壁からくん(津市)

ぼうや3
動きを追求(熊野市)

ぼうや4
個の強み(尾鷲市)

ぼうや5
個を越える(尾鷲市)

ぼうや6
薄技(四日市市)

ぼうや7
視覚ミステリー(伊勢市)

ガール4
半立体ポリス(松阪市)

ぼうやとガール
ホラーゾーン(多気町)

ぼうや8
奥深い(尾鷲市)