食について。

第28期(2016年8月-9月)

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韓国で美容師として働き始めて、やがて3年半が経つ。

この3年半でご飯屋さんもどんどん変化している。

 

自分は辛いものが苦手で韓国料理はあまり食べられないので、

この国の食にはだいぶ苦労をしていると言える。

最初はほぼすべての韓国料理がダメなぐらい何も食べれなかった。だが人間の適用能力とは凄いもので

少しずつ辛くない食べ物を見つけたり、頑張って辛いのに挑戦しながら自分自身も辛いのに多少慣れていき

大丈夫なようにはなった。

 

しかし海外生活のストレス、仕事のストレスなどで2回ほど胃腸をやられてからは

韓国料理はもう頑張らなくてもいいかな。と開き直りそれ以外の美味しいお店を探すようになった。

 

洋食のお店に挑戦したがパスタは1皿2000円以上するのに美味しくない、辛い。

日本食ももちろん高いけど美味しくない、辛い。

韓国では韓国料理は安くて美味しいのもあるみたいだけど

そのほかの国の料理は高いだけで美味しくない、、ほんとに美味しいのを食べようと思うと

高級店になってしまう…。

 

韓国で韓国料理以外を出そうと思うとどうしても過剰に韓国ナイズしないと

まったくだめになる。理由はみんな韓国料理が大好きで韓国料理以外を受け入れようとしない。

ほとんどが年齢層の高い方たちみたいではあるようだが…。

なので、日本食もほとんど辛い、逆に薄いといった味付けにされてしまう。

 

しかし、最近では美味しい外国料理屋さんが増えていると海外生活が長かったお客さんが

いろいろとお店を紹介してくれるようになった。

自分にとっては、すごくありがたい情報で助かっている。

 

韓国は学歴社会である。英語が喋れるなんてもう当たり前だ。

親たちが必死に子供達を留学をさせているおかげで海外生活を経験している若者が大勢いる。

その若者たちは韓国ナイズされた海外料理など求めておらず本場に近い味を求め始めている。

もともと外国人は自分の国の味を求めるし、韓国の人達もその国の味を求めてきたことから

どんどん韓国ナイズされてない海外料理屋さんが人気を得てきている。

 

この風潮のおかげなのか美味しい日本食、ラーメン屋さんも増えていている。

前まで、日本で修行してきた韓国の人がやっているラーメン屋さんや日本食など何回も

騙されてきたので信用してなかったがこの頃では美味しいところもちょくちょくあり

考え方改めることにした。嬉しい反省だ。

 

他にも、最近は料理人にフォーカスがあてられていて地位も上昇している。

テレビも料理番組だらけだ。知り合いの日本人シェフもテレビ番組に出ていたりする。

これからもどんどん韓国の食べ物は発展していく気がする。自分からすれば、すごく生活しやすくなる。

 

おいしい食べ物は、人を幸せにする。

 

辛くなくても美味しいものを食べる人が増えれば、激情的な性格の人も減っていってくれるのではと

ひそかに期待している。笑