004 耳鳴り

ギャラリー・カラバコ

中秋の名月の昨日、ギャラリーの鍵が届くのを私はなんとはなしに心待ちにしていた。
けれど、届いたのは今日。
満月が中秋の名月とは、限らないのだって。

満月のひかりは特別で、とおくでだれかが歌っているような音がする。

〈前回までの展示〉
『縫い目』
『つむじ』
『鏡』


「耳鳴り」

miminari-vert

絵: 古林希望

耳鳴り

文: カマウチヒデキ

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共通のタイトルだけを手がかりに2人の作家が絵と小説を別々に制作し、掛け合わせていく企画「ギャラリー・カラバコ」。
また来月のオープンをお楽しみに。

Exposition Past              :Exposition Upcoming
01 桟橋                  :Getting Ready….
02 物差し
03 帯
04 時化
05 吃り
06 影絵
07 隠者
08 ウミネコ
09 うぶすな
10 蟹
「ギャラリー・カラバコ」あとがき対談 2017