農家の仕事として
山に木を植え、お茶畑を管理して、畑に種をまき、土を耕す。
多くの人がこれらの風景を見て、自然の風景が素敵だと喜びます。
もともとある自然に、人の手が加わりひとつの自然をつくりあげる。
畑には肥料をまくこともあるし、トラクターなど機械が入ることもある。
不自然のかたまりのようでもあるが
実は自然を生かして、自然に寄り添うように手を加えているだけ。
長い月日がたって、自然に寄り添うようなお茶畑は自然の一部に。
畑も自然と同じとように春から夏、秋から冬へと表情を変え
人はそこでも四季を感じています。
畑から町へ視線を変えても同じ。
川の流れに沿うように集落ができ、そこをつなぐ道が作られる。
無理のない町の風景は、大人になると誰にも懐かしさを感じさせる。
こどもの頃の記憶にある原風景や、自然の環境は大切な思い出であって
またその自然で、こどもたちが育ってくれたらと思います。
自然に寄り添うような農業をずっと続けられるように
自然の循環の一部であることを忘れず、耕し続けたいと思うのでした。