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2F/当番ノート

かるくかるく、川のように

第46期

98614733-8A11-4E7D-91DC-384AD3D5ABF0すごい発見をした。

仕事で注意されたとき治すべきなのは仕事のやり方であって性格ではないと。

例え「あなたのその態度が良くない、改めた方がいい」と言われてもそれは決して私の人間性を変えろと言われているのではなく、
仕事に対する態度のことを言われているのだと。

仕事の仕方を変えればいいのか。
皆こうやって働いてんですね。
うろこ。

まあいつも通りなのだけど、
私の雑な仕事の仕方(やりっぱなし。すぐ忘れる。確認が甘い。など)を注意されへこんだ。

「そんなに私の性格がダメですかい、んなもん変えられたら苦労せんわ」、と。

今までずっとこのやり方で上手くできてたのに、何が悪いのかさっぱりわからない、と思った。中学の学級委員も、高校の文化祭リーダーも、大学の学生団体代表も、好きでやってるベリーダンスも、全部私のやり方でやってきて上手くいってきた。今更何がダメなのか理解に苦しむ、私のなにがいけないの?ぜんぶですか?と思考が自虐モードにはいって病んだ。

ひととおり病んで先日昼過ぎまでふて寝したのち、はっとした。

別に誰も「私の性格を治せ」とは言っていない。

ただ仕事のやり方が非効率的で無駄な時間わ食うようなやり方なので、別のやり方を試した方がいいと言われているだけだ。

このことに気づいて、とても気持ちが楽になって無駄に病まなくなった。

注意されたら、何が原因で、どこでチョイスを間違えて、じゃあそのときにどうしたらよかったか、を考えてまたやってみて、と動きに変えていけるようになった。

(これをもしかして世の中ではPDCAサイクルと呼ぶのか?自力で発見した私すごい)

いちいち思考がぐるぐるしなくなった。
どうせ考えるなら沼に潜るより前に進みたい。

成功は邪魔だなぁと思う。

そのときのやり方や、自分にとらわれてしまうから。ずっとその時に固執してしまって、理想に縛られることになってしまうから。

失敗もいらないなぁと思う。

同じことを繰り返すのが怖くて臆病になってしまうから。同じところでこけてしまうんじゃないかと思うから。

全てがながれていってほしい。
いいもわるいもなく、わたしの中に積み重なることもなく。

出来るだけ軽くいたいのだ。

福島 光帆

福島 光帆

ベリーダンサー、シェアハウス灯運営。普段は旅行を売る人。

16の時からベリーダンスを始め、その他にも日本の舞踏、インドのカタック、ブラジル留学中はモダンダンス、と色々な踊りを習う。2020年の夏はベリーダンス×盆踊りの「エキゾ盆」プロジェクト(Ruhani Bellydance Arts)に参加。

【出演情報】
8/13 cafe bohemia ruhani bellydance show
8/10 金沢 珠洲エキゾ盆
8/23 Nereides Bellydance cruise

Reviewed by
たかだ まなみ

成長すること、今の自分ではない何者かになること。
それが「良いことだ」と綺麗に語られがちな世の中。
  
でも本当の価値は、変化が完了したその時点にあるんじゃない。
「あ」と何かを発見することだけでじゅうぶんだ、と思ったりする。
「変わり切らなくても」全然、いいんだってね。
   
サナギだって急には蝶にならない。
身体の中に炭酸が湧くようにポコポコして、
「あ、俺、もうすぐ変わるかもな」と気づいた時。
  
もう柔らかな青い草を食べられなくなることや、
木々の間からこぼれる虹も見上げられなくなると、知った時。
   
その無言の時間に想うこと、感じることに本当の変化ってあるんじゃないかな。
だから羽が生えることなど、なんてことではないんだ。

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