雷がすごかったね、お気に入りのスニーカを洗ったんだ、久しぶりに歌をたくさん歌ったんだ、あのねあのね、と息ができなくなるくらいに言葉を次々と発してたらしい少女の自分。その様子をおばあちゃんが笑い皺を作りながら言っていたことを思い出しながら絵の方向がどんどんわからなくなった。
たった7日間、ずいぶんと思ったことがあって、ここで手紙のように伝えたかったんだと思う。もっとわかりやすくまとめなきゃと慌てる。でもまとめる必要なんてあるのかな、わたしはばらばらだからきっと何かを作っているのに。手の止めどきがわからない絵も、やめどきが分からないおしゃべりも、静かでいたい時間も、きっと成分はおんなじなんだと思う。