当番ノート 第26期
私たちは「たからさがし。」を通じて、 沢山のことを感じて、経験して。 変われたな~って思う部分はとても多い。 それでも、私たちが大切にしていきたいこと、 「たからさがし。」を通じて実現していきたいことの軸は変わっていない。 「きらびやかな街並み、溢れかえる人の多さ、整えられた便利さ」 そんなモノより、私たちが大切にしたいのは、 「自然そのものの輝き、一人一人のキラキラした笑顔、 便利でなくたってそ…
当番ノート 第26期
南千住駅に初めて降りたったのは7年前か。 東京にアパートを借りていながら、金をかけずに旅の気分を味わいたいと安宿を探して東京を歩き回る中で辿り着いた。そして、その後も足繁く通うようになった。数回訪れただけでは味わえない、多くの顔を持った街だったから魅力を感じた。 街の雰囲気は駅を境目としてはっきりと異なる。駅の北東側は隅田川沿いに高層マンションが建ち並ぶ再開発地区。保育園や老人ホームを併設した高層…
当番ノート 第26期
日本から帰ってきて一週間になります。恐らくジュースが恋しくなってくる頃です。大学ではフレッシュジュースがかなり安く売られています。シンガポールの最後の日は大好きなアボカドミルクシェイクを大学の食堂で飲みました。トロピカルフルーツのジュースはとても美味しいですね。 さて、先週までKendama Club EnとKendama Fest! Japan X SGのことを中心に書いてきました。今週は敢えて…
当番ノート 第26期
米米CLUBの「君がいるだけで」という当時の大ヒット曲を、遠足のバスの中でみんなで歌おうということになった。クラスで誰かCDを持ってる人はいないか?という話になった時、沼尾くんが手を挙げ、歌詞をコピーして配ることになった。遠足係だったぼくは彼から歌詞カードを受け取ったが、どう見ても彼の手書きだった。CDではなく、おそらくダビングされたカセットを持っていただけで、耳コピで歌詞を書いてきたのだ。サビの…
当番ノート 第26期
あたたかさを知ったのは 犬を抱きしめたときだった 捨て猫や捨て犬を2度拾い 怒られて また凝りもせず犬をもらってきて それから13年間そばにいてくれた友達だった 静かに静かに寄り添ってくれた 君のあたたかさは私を優しく撫でてくれた まいにち まいにち 河川敷をいっしょに散歩した 風が気持ちよかったね 君は太陽と土のにおいがしていた それから私の腕のなかで最後に眠った こころのどこかで 美しく無垢な…
当番ノート 第26期
「たからって何?」 「たからの基準って何?」 “たからさがし。”なんて名乗るとこんな質問はしょっちゅうあって、いつも2人で顔見合わせて苦笑いしながら答えを探した。 「人とか食べ物とか建物とかその土地にしかないものとか、、、」 「背景があるものとか誰かの大切なものとか、、、」 うまく答えなきゃとは思っていた。 でもうまく答えれたことなんて一度もない。 旅をしながら、わたしたち…
当番ノート 第26期
旅にどっぷりハマっていた時期があった。 大学にいる間もバイトしている間も、次に旅立つ時のことしか考えられないような。 ただ、いくら旅のことを想像していても、いざ旅に出れば想像とはまったく異なるものになったりする。 そして、何か大きな経験をした日よりも何もしなかった日の方が覚えていたりする。 観光名所を見て回った日よりもただ宿の周りを歩いていた日の方が。 予定を詰めて歩き回った大都市よりも特に何もせ…
当番ノート 第26期
シンガポールの留学も終わり、予定では今日日本に戻っている予定です。風邪をひかないように気を付けないと。 先週の続き、Kendama Fest! Japan X SGの様子を書いていきます。座談会からですね。 指導会で場が暖まってきたところで、次は座談会です。座談会では、橋詰七段、Hansさん、Wenがけん玉について話します。けん玉との出会い、けん玉の魅力、けん玉の将来などについて、20分程度話して…
当番ノート 第26期
まだ輸入盤店という存在を知らない頃、外資系の大型CDショップに足繁く通っては、Pop Bizというシールが貼ってある輸入盤を探して買っていた。当時はレーベルという存在すらよく分かっていなかったので、このシールを目当てに買っていけば当たるだろうという、新しい音楽を探す1つの手がかりとなっていた。Pop Bizはレーベルであり、インディ系のロック&ポップのレコードをディストリビューションしてい…
当番ノート 第26期
「幸福だ」と思ったことが一度もなくて でも「不幸だ」と思ったこともない それがなんなのかずっとよくわからないでいる 誰かが「幸福」について話したり「幸せだ」と言う時 その人が満たされている状態だということを感じることができる でも私は「満たされる」ということがよくわからない 心が乱れておらず落ち着いた状態のことを心地よいと私は感じるけれど 私にはそれが一番「幸福」に近いように思う 揺れる草や葉の音…
当番ノート 第26期
たからさがし。を始めて1年と8ヶ月 社会人になって1年と1ヶ月 仕事をしながら、たからさがし。をする生活を始めて1年1ヶ月。 翌日仕事なのに夜中までさゆりんとスカイプ会議したり、 休みの日はあちこち「たからさがし。」行ったり、 HP作ったり、こうして通勤中に記事書いたり。 どっちが本業?て思うこともしばしば。 もちろんたからさがし。での収入はないから仕事とは言えないけど、 趣味って一言で言いたくな…
当番ノート 第26期
地元を舞台にした5時間を超える長編映画を地元の小さな映画館で見た。 4人の女性がそれぞれの生き方を選んでいくその映画には、多くの印象的なシーンがあった。 その中でも、主人公の1人が「子どもは思っているよりも大人で、大人は思っているよりも子どもだ」と中学生の息子に語りかけるシーンが特に脳裏に焼きついた。 いつの時代も子どもは大人に学び、また大人は子どもから学び取っている。 3年前。東北で半年間、子ど…