ここはとあるアパートの一角にある、小さなギャラリー「カラバコ」。
白い壁に空っぽの額縁が無造作にならび、その下には題字だけが添えられています。
タイトルだけを頼りに、二人の作家が別々に文と絵を寄せ、2つが合わさった時に初めて作品が完成するのです。
作品が届く時は何より楽しい瞬間なのですが、待っている2ヶ月間は、なかなか待ち遠しいものがありますねぇ。遠距離恋愛、みたいな。
とかなんとか言ってる間に、第3回の作品がやってきました。
お題は「帯」
帯に短したすきに長し、なーんてことわざがありますが、さて今回はいかがでしょう。
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「帯」
絵: 古林希望
文: カマウチヒデキ