メニハ ミエヌトモ
先日、「参鶏湯」の作り方を教わった。 参鶏湯の作り方だけではなく薬膳の事も教わったのだが、韓国の薬膳の考え方も面白くて、日本にいる私達の生活にも共通して考えられる事ばかりだったし、何より「薬膳とはその人に合った食べ物を食べる事」という言葉に共感した。 人それぞれ体質も違えば体調も違う訳で、流行りのスーパーフードが万人に良いかと言えば必ずしもそうとも言えないと思うのだ。 因みに参鶏湯は韓国では主に夏…
メニハ ミエヌトモ
パルコで「におい展」が開催されていたので行ってきた。 良いにおい、臭いにおいが展示してあって実際に嗅げるというこの催し物、何と大目玉は「シュールストレミング」が嗅げるという、私にとっては願ったり叶ったりの催し物であった。 シュールストレミングとは主にスウェーデンで消費・生産されるニシンの缶詰で、「世界一臭い食べ物」とされている発酵食品だ。 日本で臭い食べ物といったら「くさや」が挙げられるが、シュー…
メニハ ミエヌトモ
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。 2000年になって早くも19年目に突入したのだなあと思うと、時の流れの速さを感じます。 2019年、どんな年にしようかな。そしてどんな年になるのかな。 さて、冬になると毎年楽しみな事がいくつかあって、その中に「味噌を作る」というものがあり、12月に入って新しい大豆が出回り始め、私の元にも新しい大豆がやってくるともう、そわそわ~そわそわ~としてしまう…
メニハ ミエヌトモ
我が家に猫が家族として加わった。 実は1月に犬を飼う計画を家族で立てていた。 どの犬種がいいのか、ペットショップで飼うのかそれともブリーダーで飼うのか、どのタイミングで飼うのか、そんな本格的な計画を少しずつ立てていたのだが、その計画はあっさりと打ち破られ、我が家には猫が来た。 犬を飼う計画が進められる前、私の娘は猫を飼うか犬を飼うかでとても迷っていて、どちらにしろ子犬か子猫の段階から飼いたい、と言…
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シュトレンを作る季節がやってきた。 我が家はキリスト教ではないけれど、クリスマスを待ちわびて1日一切れのシュトレンを食べる、という行為が大好きだ。 娘が通っていた幼稚園がたまたまカトリックの幼稚園だったのだけれど、その時にクリスマスがどれほどキリスト教にとって大切な行事なのかを垣間見る事が出来た。 12月に入ると毎日家でもお祈りをして下さい、とキャンドルとお祈りの言葉が渡され、(残念ながら我が家で…
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秋の季節は嬉しさがこみ上げる。 特に柿が店頭に並び始めると、梅の時期同様にソワソワし始めるのだけれど、 梅の時期と違うのは「見切り品」に柿の袋が置かれるのを待つ、と言う所だ。 そう、私が柿を見てソワソワするのは「柿酢」をつくるため(笑)。 本当は庭に植えられているような柿がベストで、ラッキーな年は 知人から沢山頂いたりするのだが、それが無い時は見切り品の柿をひらすら狙う。 柿酢には、食べられない程…
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発酵生活の道にハマっていったのは 実は「自ら」というより娘の存在が大きい。 娘がいなかったら、発酵の世界にここまで入り込まなかったのかもしれない。 まるで「首根っこを掴まれてヒョイとこの世界に放り込まれた」、 どちらかと言えばそんな表現がぴったりだ。 不思議だけれど。 そもそも発酵との最初の出会いは 子育て中によく遊びに行っていた施設で天然酵母パンの教室があり、 しかもその告知のチラシには「酵母お…
メニハ ミエヌトモ
そう言えば、それは幼い頃から始まっていた。 確実に存在しながらも見えないものに常に興味を抱いていたと言っても過言ではない。 身近な所で言えば、風であったり音であったり。 風の姿は目には見えないけれど確実に存在する。 風は木々を揺らし、花を揺らし、これまた目には見えないけれど 確実に私に言葉にならない「何か」を囁き続けてくれていた。 子供の頃から本当に素敵だと思っていた。 音だってそうだ。 音の存在…