Do farmers in the dark
こんばんは。今回も何かの嫌がらせみたいな文章を書いてしまったので、すみません。ネチネチしているし、真面目な人が書いたみたいな文章になってしまい申し訳ないです。ではよろしくお願いします! ※クソ、だとか汚い表現がたくさん含まれています。 ※文中の「私」はノンフィクションですが、私以外の登場人物などは全員フィクションです。 私は勤務先のお昼休憩に食堂にて、水族館の亀の水槽の味のするラーメンを食べていた…
当番ノート 第58期
文字ばかり書いている。 文字ばかり書いているのに書かなければいけない文字が一向に減らない夏休みが、もうじき終わる。 私はよく、書きたいものを思いつくための散歩へ行くのだが、近ごろはアスファルトの上に蝉の死骸がごろごろ落ちているので季節の変わり目を感じざるを得ない。 この散歩はいわば現実逃避だ。自分に思考力・想像力が無いという現実から足を動かし逃避するという意味で。 今週あたりで当番ノートの期間も折…
長期滞在者
8月が終わる。子どもの頃の夏休みの記憶があるからか、8月の終わりはどうしたって夏の終わりを感じる。 この夏も、昨年の夏と同じく、新型コロナウイルスの感染防止のため、マスクを外して行動することはできなかったし、昨年の夏よりも感染者の数が増えている。今年の夏も「来年の夏は今よりも良くなっているといいね」と言う機会が多かった。 自分の2021年の夏を振り返って、印象的だったことといえば、今年も「南田中図…
当番ノート
昨年、大学で、ハートにまつわる文化を学ぶ講義をとった。 その講義をうけたことで、私の中に深く残った知識がある。 「涙は心臓に由来するモノだから、感情を感じているのは心臓。だから、思考を”している”のは血液である」 と信じられていた時代があったらしい、ということ。 確か日本の外のいつかの人々の話なのだけれど、細かい部分はノートに書かれていなかったので確認できなかった。とにかく『思考する血液』というメ…
長期滞在者
最近仕事で山梨や長野に出かけることが多く、先日は仕事でお世話になっている方の自宅に宿泊した。 泊めて頂いた翌朝、その方から「あそこに見えるのが2番目に高い山」と、自宅から見える北岳を紹介された。その近くには甲斐駒ヶ岳を望むことができた。 その出張の帰り道、「こないだ北岳や甲斐駒ヶ岳がばっちり見える一軒家に泊ってきましたわ」と少し自慢っぽく登山仲間のHさんにLINEを送ったところ、その翌週「次の登山…
当番ノート 第58期
最近は制作している作品のひとつを他人と作業を分担しながら進めていたものの、熱量の違いによって頓挫しており困っている。 真面目に頑張っているはずでもうまくいかないことはたくさんあるが、大体そういうときは他人任せにしてうまくいかないので自分がもっと頑張るべきだったなと反省している。大体何事も自分が悪い。 自分の内面や、抱えているものを開示することはとても難しい。 最近友人と「面白い作品を作る人は自分の…
長期滞在者
ほか弁といえばのり弁である。一番安い、各社300円台前半で売っている、たいてい竹輪天と白身魚フライが乗ってごはんに海苔が被さったアレだ。主役は魚フライである。あれに添付のウスターソースをびたびたにして食うのが良い。フライの魚は何だと調べてみたら、ホキ、スケトウダラ、メルルーサ、オヒョウ等の名前が検索に上がった。 昔インド料理屋で働いていた時、メニューに魚のカレーがあったので、何の魚を使っているのか…
長期滞在者
夏休みを取ったのはいいけれど、雨続きで、自宅にこもっているのもすっかり飽きてしまい、車に乗って都心をぐるぐると巡ってみました。 デパ地下の入場制限がはじまった影響もあるのか、銀座や日本橋のデパートはガラガラで、表通りを行き交う人々の姿もまばらです。逆に原宿の人の多さが際立っており、振り続ける雨の中いまどき原宿に行かないと手に入らないモノや体験とは一体何なのだろうか、と思いながら眺めていました。商業…
当番ノート 第58期
人は死ぬと体が残る、だから何も遺さずにはこの世から居なくなることはできない、というカンジの話を、以前テレビで誰かから聞いた。『孤独死』についての作品をつくる作家の方の言葉だった気がする。 そんな言葉が心に残っているので、今週は“人間と物語”についての文章を書く。 (先週は時間とは物語なのだという事を3000文字くらいは語ったので、今週は少し短めでいきたい。) 人は死ぬと何かを残さずにはいられないの…
長期滞在者
増え続ける感染者。呪われた五輪。止まらない咳。丸ごとお祓いして消し去りたいと思っていたら、蝉がみんみんと鳴き始めた。何があってもめぐる季節を、尊いような、言葉では言い表せないなんともいえない大きさを感じる。そのなかには残酷さもある。 日本の夏は喪の季節だ。暑くなるにつれていろんな死を思い出す。今まで触れてきた死と、これからやってくる死。汗をだらだら流しながら、喪に服すときの涼し気な黒い色を思い出す…
当番ノート
町というのは、大体は陸の上にある。 もしかしたら今後、科学技術が発達したら、空に住んだり海の中に住んだりが主流になるかもしれないが、今のところは大体の町が陸、つまり土の上に存在している。 土地には物語が存在しており、だから土地こそが物語なのだという意見を前回の記事で述べたつもりなので、今週はその土地の上を撫ぜて過ぎる【時の物語性】についての感想を述べたいと思う。 近頃私は就職活動に力を入れている。…
当番ノート 第58期
私のアパートメントに訪れてくれたあなたへ、はじめまして! 私の名前は荒々ツゲルです。 そして、私がこの名前のときに発表する作品は、いまのところすべてが日本語で書かれた『物語』です。 アパートメントという場所でこの名前をつかって言葉を紡いでいくにあたって、私は私自身の物語について書いていきたいと思います。 いじわるな担任が嫌で、学校を休んでは家で脚本を書いたりしていたから、優等生でした!とは胸を張っ…