当番ノート 第26期
私が住む兵庫県に「にほんの里100選」選出の里山があることを知り、川西市黒川まで足を運んだ。 電車を2度乗り継ぎ約1時間、能勢電鉄妙見口駅に着いた。 駅を降りると、そこには微笑ましい景色が広がっていた。 街中のように頭上何メートルも先に看板があるわけでなく、必要な情報は斜め下に落ちていた。 歩き続けるにつれ、壮大な自然を目の前に心を鷲掴みにされる感覚とは別の感覚を覚えた。 人々が手を…
当番ノート 第26期
こんにちは、シンガポールでけん玉をやっている松尾です。 前回はシンガポールの子供たちのけん玉がうますぎて、意気消沈しているところでした。 もともとけん玉をシンガポールに広めるつもりでいたのに、既に広まっている。しかも、15年やっている俺よりもうまい!さて、どうしたものか。 9月中旬頃から、Haze(霧)が立ち込めるようになりました。スマトラ島で森林を焼いた時の灰がシンガポールまで飛んでくるのです。…
the power sink
こんばんは!今回も絵を載せます。 今回はあんまりいい絵が出来なかったです。すいません。次回はもう少し頑張ります。 ではよろしくお願いします! 誰かを待つ2人と回転しながら放水する機械 何かがめり込んでいるような顔をした穏やかな人。帽子を被っている もやしみたいな植物とトウモロコシみたいな植物 ケーブルがちぎれた 上体を起こしてい…
長期滞在者
くんちゃんは あいている とを みていました。 とのまえまで きたとき、 とつぜん くんちゃんのあしが はやくなりました。そして あいている とぐちから さっと そとへ とびだしてしまいました。 (『くんちゃんのはじめてのがっこう』より) 4月になった。桜並木を通るたび、私は空を仰ぐ。入学式まで花は持つだろうか。明日は雨の予報だが、散ってしまわないだろうか。そして入学式。残っていた雨も上がった。私…
風景のある図鑑
「 クエーサー : quasar 」 クエーサーとは、地球から最も遠くにあって、最も明るい物体です。 クエーサー(Quasar)という名称は、準恒星状天体(quasi-stellar object)を縮めたものです。 クエーサーが他の天体と明らかに違う点は、私達が知りうる限界、8億光年以上もの距離に存在しているのに、吐き出される大量の放射線によってその存在を知ることができる点です。星の内部で起こる…
当番ノート 第26期
お化けと河童と石ころが冒険をする絵本。お化けが頑張る1冊目の終りで河童が「次回は拙者が頑張りますぞ」と言う。河童が張り切る2冊目の終りでは石ころが「今度はオイラの活躍をお楽しみに」と言う。ちょっときっちり役割分担をし過ぎではないか。それぞれの見せ場など無くたって、お化けと河童と石ころという時点でもう、十二分に「それぞれ」だ。3冊目は読んでいないが、その絵本がイヤになってしまったというわけではない。…
当番ノート 第26期
遠くがあることを知ったのは 広大な自然のある土地を テレビで見たときだったかもしれない 部屋に寝転び目を閉じて 風の音だけをききながら その映像を頭の中で広げ 自分がその土地にいる想像をし 何度も遊んだ 物語があることを知ったのは 新学期に教科書をもらったときだったかもしれない 新しい教科書の物語がある部分を 授業ではじまる前に全て読んだ 私は図書室へ通うようになり 誰かと話したり学んだりする…
当番ノート 第26期
「なにもないよ」 「田舎だよ」 そう、聞いていた。 だからこそ、(と言ったら失礼かもしれないけれど) 鳥取と島根が最初の旅の目的地となった。 ただ何となく、《まちづくり》や《地域》に興味があった。 ただ何となく、日本のことを知りたくなった。 ただ何となく、旅に出たかった。 はじめの大きな一歩は「たからさがし。」と名前をつけたこと。 自分たちが知りたいことを、やりたいことを、 カタチにするために…
長期滞在者
ぼくはビビりだ。“超”がつくほどのビビり。そんでもって、妙に探りを入れるというか、考え過ぎてしまうというか、被害妄想が激しいようで、なにをしていても、なにもしていなくても、相手に笑われているような感覚に陥ってしまうことがある。例えば、街を歩けば、田舎出身のぼくは「田舎者だ」「なんかへんなやつがいる」と嘲笑されているんじゃないか、なんて無駄なことに気を遣ってしまうことが日常茶飯事だ。 おそらくこれっ…
当番ノート 第26期
先日、劇作家協会主催の「せりふを読んでみよう」というイベントに参加した。 イベントは、とある戯曲の一部を若手俳優が演じ、講師の劇作家が俳優たちにせりふの読み方を指導していくものであった。 言葉の「発語」、そして発せられた「言葉への反応」という一連のやりとりについて深く考えさせられたのと同時に、 言葉をこれほど大事に思ったことはあったであろうかと振り返るきっかけともなった。 これまでの人生で交わした…
当番ノート 第26期
こんにちは、松尾健司と言います。 けん玉をやっています、シンガポールで。 どうしてけん玉なのか、どうしてシンガポールなのか。簡単に言うと、 せっかくシンガポールに交換留学に行くことになったし、自分の得意なけん玉を活かしてやろう! ということです。 けん玉を始めたのは小学1年生の時で、小学4年生で4段を取得しました。もうかれこれ15年やっています。 「けん玉愛がすごいね」と思う方もいらっしゃるかもし…
当番ノート 第26期
92年の同窓会で祖父は「SAY YES」を歌った。正確には歌ったかどうかわからなくて、カラオケの順番が回ってきたときに祖父が「おれはSAY YESを歌うぞ」と言い、大正6年生まれの同窓から「お前、そんな若い曲を歌うのか」とか「なんだその曲は知らないぞ」と反応された、という話を後日聞いただけだ。祖父の家に行った時に口ずさんでいるのを聴いたことは確かにあって、「愛には愛で~、っか」とややおどけた調子だ…