そしてまた定期券がきれる、買う

第46期

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ここにもの書く2か月で何か変わるだろうか、と期待していたけれど実際はそんなことは無く、相変わらずうだうだと働いているというのが正しい。

先日、会社で秋の歓迎会があった。
私の働いている会社では、一年を通して履歴書が送られてきて
ぱらぱらと新しい人が入社してくる。そのため半期に一回、親睦を兼ねた歓迎会が行われる。

1人、同い年の人が入ってきて、彼女が夢を持って会社に入ってきた人だったので
特に何も考えずに働き始めた私はややひけめを感じている。

前回は私が歓迎される側だったので、あっという間に半年が過ぎたこと
そして何より自分が半年も働き続けられたことに驚く。

何を知っただろうか。

この世にあるものは全部、誰かの仕事だということ
生活しているだけでめまいがする程の数の人々と関わっている。
それは張り巡らされた糸のよう。
時に安心して身をゆだねられたり時にとらわれて息苦しさを感じさせたりする。

仕事と私はイコールではないこと。
生活が薄っぺらでも仕事ができれば評価され、
また仕事で失敗しても人格がダメだからではない。
性格や生き方や考え方はもちろんやり方に影響を与えるけれど、
それは表現とはちがうこと。

それから、世の中の人々はほんの些細な言葉で誰かを信用したり、失望したりすること。
外国語で人と話す経験わたしははなから全てが通じることを諦めているところがある。
言葉で伝わらない部分があると知っているからジェスチャーや目線や、
そういったものに込める意味が必然的におおきくなる。
ところが仕事の場では言葉だけが全てで
ちょっとした単語の違い、語尾の違い、にまで気が配られる。
そして受け取る側もそれによって信用したり失望したり怒ったりする。
言葉だけにそんなに信頼をよせてしまうの?怖くないのかな、と時々おもう。

彩りのよいお弁当が作れるようにもなったし
天気予報と乗り換え案内もみてから出かけるようになった。

もうすぐ次の定期券を買わなければならない。
とりあえず、それがきれるまでは一生懸命働こうと思う。
未来にしたいことがないのなら、
今目の前のものを丁寧にやるしかないのだ。
3か月後にこの連載を読み直して、わたしにはできることが増えているだろうか。