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2F/当番ノート

羊の柵

当番ノート 第11期

例をあげればもう意味がない。
そんな世界の自覚が不可欠で、仮説の復唱と発作の再認識により眼に見えないものが完全だと必然にとどまった。

昭和45年→
ぎこちない珈琲。不器用な終末。爪を噛む原風景。リンチ。

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干渉のエレヴェータは日常的かつ秩序的で、主題が明確である。
煩わしい指針は指から指へ前提としてウンザリするくらい明白に生じる。
そして、対話のふりはランダムを評価し、実景化する。
暗合と必須の切れ目、その奥にある志向的体験を表現するためにはある種の否定が必要であった。

表に出ると破線が弾丸雨飛、または粘着をさす。そして目的を尋ねる。

1168/昭和46年←

リセットの崩壊。白紙の文字。集中の痙攣。
見つめる面体。一致の狂気。他人の足。
まどろみの対応。否定の存在。道具による覚醒。
言えた言葉。意味の無視。偽造された論理。
アクチュアルノヴェル。儚い指摘。研ぎ澄まされた誤作動。
内乱のハーモニー。噛み砕かれた凝着。
即興の柵。

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空間は閉じ込められ固定される。
見えない物しか見えなくなり、見えてた物は印象として内部に刻み込まれた。
希望は失われることすら出来ない。

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