一年間のはじまりを感じるきっかけはいろいろあります。
元旦、節分、春一番、4月、、、
この時期、お茶畑はにわか忙しく騒ぎ立て、
日に日にお茶の芽はふくらんできます。
秋に根っこから栄養を枝にたっぷりたくわえて
春には葉にエネルギー送り、萌木色の新芽を一斉に伸ばすのです。
ぼくにはこの時期が一年間のはじまり。
農家になってこの時期を経験したのはまだ6回。
そして、これからも1年に1回ずつの新茶シーズンを経験するのです。
今年もお日さまのもと、山々に映えるような萌木色の絨毯にも似たお茶畑から、美味しいお茶をお届けられるように、今日もお茶畑に足をはこびます。