入居者名・記事名・タグで
検索できます。

2F/当番ノート

日本が好き。

当番ノート 第22期

高千穂

P1290041

P1300071

P1300098

P1300200

P1300427

P1300870

阿蘇山が噴火したと、言われて、騒がれてますが、

阿蘇を経由して帰りましたが、いつもと代わりない日常が、そこにはありました。

先日、活動をはじめて丸10年が経ちました。

ありがたいことに、東北のお世話になっている方々が、ツアーを組んでくださり、

高千穂、阿蘇、山鹿、由布院と、巡っておりました。

道案内役と、神社での奉納実演。

台風や豪雨の中で、大変な中、お越しくださった皆様をお連れして。

最後は阿蘇山の噴火でしめるという。

水と火の洗礼??を受けながら。

ツアー中は、ずっと晴れ晴れとしていて、久しぶりに見渡しのいい阿蘇や高千穂でした。

丸10年。

ほんと、色々な方々と出会いながら、この道を歩んでいました。

海外志向の高かった私に、ニューヨークから帰ってきたダンサーさんから

『杉田さんはもっと日本を勉強したほうがいい』

と言われ、海外に行く事を先延ばしにして、

日本で、日本を学ぶ事に徹しました。

おかげで、

今の自分がいます。

私にとって、

自然にある線たちが師匠であって、

いつも心をほぐす感性の宝達です。

これからの10年は、違う国や文化を味わいながら、

新しい価値観を、自分の中で生み出していくつもり。

でも、やっぱりコアは、日本が大好き。

そう思わせてくれる。

地球は息をしている。

モノも事も息をしている。

揺らぎも波も。

花も風も。

鳥も月も。

息をしている。

その感覚で10年を迎えられた。

ほんとうに、幸せな10年だったな。

これからも、楽しんで行こう。

杉田 廣貴

杉田 廣貴

1983年3月生 / 宮崎県出身。鹿児島大学工学部卒。6歳から剣道。22歳から書や言葉を媒体とした表現の世界に入る。『道』を究めることをライフワークとし、アートやデザインは生き方の一つとして考える。NYを中心にアメリカでの個展も行ない、海外での活動も大切にしつつ、2015年より日本国内での活動を本格化している。

Reviewed by
淺野 彩香

「私にとって、

自然にある線たちが師匠であって、

いつも心をほぐす感性の宝達です。」

杉田さん、書家十周年おめでとうございます。
今回は、この記念の節目に今までをふり返り、
また今後の抱負をコラムにして頂きました。

トップへ戻る トップへ戻る トップへ戻る