美味しい音。
円い音。
和み在る音。
それを音楽として編んだり和えたり、可変させながら生きれること。
人生の中で何よりも生命の悦びと感じている。
お風呂の中で息をするように、まずはイメージをつくることが音楽制作のベーシックライン。
水のある場にいると湧いてきたり、降ってくることが多く制作しやすくなる。
時間と空間の中に身を任せる勇気のリアクトとして音になって返ってくる。
音だけに限らず、ビジュアルやコンテキストとして表出する場合も多くある。
性質としてタップダンスを3歳から体験し始めているのもあり、主に音を通じてアウトプットとインプットをおこなう。
音楽が生まれてくるプロセス。
以下の5通りをあげてみる。
① 過去の原体験から音へと昇華させてみる
→ エクスペリエンスベース
② 採取したオーディオサンプルを揃えてみる
→ コレクティヴベース
③ 即興性に身を委ね整えてみる
→ インプロヴァイズベース
④ 他者との会話を通して加減を繰り返してみる
→ ダイアログベース
⑤ 短期的に集中するのと長期的に蓄積するのを交互につくる
→ オルタネイションベース
それぞれを組み合わせたり、単体であったり。
全てを経て生み出すときもある。
わたしの誕生月である5月。
先程、記してみた5つのプロセスにまつわる思い出を綴ろうと思う。
最近は、個人的に体調もよきではなく、社会も全体的に浮かないように見える。
だけど、嵐が過ぎた後には美しい太陽、清々しい青空、再び生い茂る緑が現れるはず。
これからの日々一刻、改めて味わっていきたい。