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Do farmers in the dark(33)

Do farmers in the dark

それぞれの呼吸で生きる

またもや展示のお知らせですみません。11月1日から31日まで、四谷三丁目にあるバー、アートスナック番狂せにて絵を展示しています。もし良かったらよろしくお願いします!詳細↓

木澤洋一作品展 漠然形態

<会期>
11月1日(火)〜11月30日(水)まで

<時間>
月曜〜金曜 12:00〜24:00(土日祝定休)

★飲食店のためワンオーダーお願いします★

<場所>
アートスナック 番狂せ

〒160-0007
東京都新宿区荒木町3 ソシアルアラキビル1
月曜〜金曜 12:00〜24:00(土日祝定休)

東京メトロ丸ノ内線 四谷三丁目(4番出口)徒歩5分

お店の詳しい情報は、こちらもご覧ください。ツイッターアカウント→@snack_bankuru

<在廊日>
会期中の月曜日と水曜日の18時半頃から20時くらいまでを予定しています。
17日の木曜と、24日の木曜の夜も友達がタロット占いやライブをやってくれる予定で在廊します。

心に誓った

今日、心に誓った事がある。

もう絶対にジャガ芋をおかずに白米を食べる事なんて絶対にするもんか、という事だ。

ある日の夜炒めたジャガ芋をおかずに白米を食べていたら、どうしてなのかこんなのはもうコリゴリだと思った。そしてどうしてなのかその後も同様の事をしてその都度もうこんなのはコリゴリ、そう思っていた。そして今日、またもやジャガ芋をおかずに白米を食べていた。絶対にもうやめよう。こんな事はしたくない。明日からは漬物を食べよう。

魚との記念写真

心に残る言葉

ずっとずっと心に強く残っている言葉がある。ふとした時に思い出される。私にとってのそんな言葉を書こうと思う。

・タロ芋

・ドラゴン

・エビ

・ノニ

タロ芋は、謎の芋だ。未だに芋という事しか分からない。

ドラゴンについては、私以外の人もきっと多くの人の心に強く根付いているだろう。最強の存在だからだ。ドラゴンの事を考えると寂しくなる。ドラゴンを超えうるものが無いからだ。ルックスが最強でフィジカルが最強なばかりか、ドラゴンが登場する物語とその個体によってはインテリジェンスも最強だったりする。

エビ、結局のところエビはドラゴンを超える存在かもしれない。形がより魅力的だからだ。エビは、焼くととてつもなく香ばしくておいしい。しかしあまり沢山食べる事が出来ない。体がエビをたくさん食べる事を恐れているように感じる。大きなエビを食べる際は1尾に留めるのがいいだろうね。

そしてエビを焼く事についてよく考える事がある。とても標高の高いところ、山が遠くにいくつも見える平地に建造された高いビルみたいなコンクリートのてっぺんの2メートル四方のコンクリート面でエビを数尾、日光で焼く事、そしてそのコンクリート面から1メートルほど離れて私はもう一つの同様のビル状コンクリートのてっぺんでパラソルを差しエビがじっくりと焼けるのを横目で見ているが、トングを落としたので焼けたエビに絶妙に手が届かず取れなくなってしまった事とこの高いビル状コンクリートから降りる方法も忘れた事を良く考える。

ノニ、ノニは長年謎の言葉だったし、今も匂いに関連する事が万が一あるかもしれないという事しか分からない。ポリバケツにガムテープが貼ってあり、そこに油性マジックでノニと書いて貼ってあったのを見た時に、ノニとは何だろう?と、とても印象に残った。

僕は座ってずっとタモを構えている。当然虫は捕まえられないし、周りには乾いた尖り糞(ふん)ばかりだ。さらには捕まえようとしているはずの虫も、とても醜く見える。多分僕は将来的に、乾いた尖り糞を大事に拾い集め出すだろう。

霊のような世界

幽霊、スピリット、エクトプラズムの存在を信じるか。それはきっと我々の事だね。小学校低学年からずっとずっと幽霊の事を考えている。幽霊については未だ事あるごとに良く話題にのぼり、ああ、みんなもやっぱり幽霊の事をたくさん考えているんだなあ、といつもしみじみ思ったりしていたが、今日突然に幽霊は我々自身だと思ったんだよ。なぜなら存在している事自体が不可解だ。いつだって最終的には住所不定だ。宇宙がいったいどんな場所にあるのか分からないからだ。我々の存在を考えると、ある時点で遡れなくなる。そういう意味では立ち並ぶビルは幽霊で車も幽霊、ライオンも幽霊だね。自転車も幽霊で自転車に轢かれたおにぎりも幽霊だ。

さらに我々は音を出し大気を振動させ他の幽霊と交信をするばかりか、電波を使い距離にかかわらず交信する。かなり霊的な人間、霊的な世界だ。

立ち入り禁止の札が貼られている場所には入らない。幽霊っぽいだろう。立ち入り禁止でも入る人もいるがその人はお札が効かない幽霊っぽいな。

でも我々は割と固いんだ。透けてないし。やっぱり幽霊とは言えないかな。ビルも幽霊と同じだと思ったのだけど実際めちゃくちゃ固いよね。ぶつかるとすごく痛い。きっと幽霊と人、幽霊とビル、幽霊とスニーカーたちは似て非なるものと言えるだろうな。

目の前で大きさを変えずに沈み続けるボールを油断せず見続ける事
木澤 洋一

木澤 洋一

ふと思いついた事や気持ちいい事や、昼間に倒れてしまいたいような気持ちを絵にしています。

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