Do farmers in the dark
毎回すいません。今月もすごくどうでもいい事を書いています。とにかくユーモアのセンスが無いんだ。常軌を逸したつまらない人間。一年中誰にも気の利いた事言ってない。あいづちしか打ってないよ。「ホー」や「ホンホン」や「アッ」「そうスネ」「スイマセ」しか言ってない。どうか許して欲しい。でも歩いたり、ご飯を食べたり、寝たり、タバコを吸ったりで自分自身はそれなりに楽しく生活できています。クソぅ!ではよろしくお願…
当番ノート 第55期
軽いバイトには落ち、既卒ニート・フリーター向けの就職エージェントには「服薬・通院中の方は受け付けていません」と門前払いにされた私の精神的な打撃は大きく、できることなら今回のテーマは「生きることの苦しさ」とか「障害は社会の側にある話」とかにしたい。 でもそれは自分の心を抉って出た血で字を書くようなものなので、あえて関係ないことを話題にしようと思う。 ちょっとしたインフルエンサーにまで進化しそうな母の…
当番ノート 第55期
物理的な道でも、心理的な道でも、どこかへ進もうと思うと、やれ段差につまづくやら、思ってもいなかったことで苦しい思いをするやら。道端のねこがかわいかったり、カフェや本屋に目移りしたり、だからケガするのになあ。 時には自分で思ってもいない、とんでもない道に「ほいっ!」と掛け声をかけて飛び移ってみたりする。またケガするかもなあ、と思いながら、今までの傷をちょっとずつ縫ったりひとやすみしたり、もっと、そう…
当番ノート 第55期
銀座って四角い。 大きな四角い箱の中に、様々な四角を上手にはめ込んで出来ている。積み木を箱の中に戻す時みたいに、まず大きいものを詰めてから、できた隙間に小さなパーツをはめていく。銀座は、なんとなくそうやって作られていうような感じがする。一度そう思ってしまうと視界に入るもの全てが四角ばかりになって、歩いている時の体感も小さいころ兄がやってたRPGゲームのキャラクターになったみたいになってくる。 先日…
当番ノート 第55期
mopokaです。ただただ「恥ずかしい」ただただ「晒したい」。 何でも言いたいし、素直に受け止めたい。のに、あぁ恥ずかしい。 スタイは、よだれを垂らした時に、その存在が輝く。素直によだれを垂らしたい。デレっと口元を緩ませたい。 前を向いてない気がする。だから、前を向いてる絵をかいた。 けど、色が暗かった。photoshopで色を明るくしたら、あーこの感じステキだねぇって、明るい気持ちになった。 デ…
当番ノート 第55期
>>通過儀礼5日目 先週末、寝込んでいた。発熱したとかではなくて、右目が腫れた、ものもらいだった。 ものもらいぐらいで寝込むなよ……とは我ながら思うが、結構症状がひどくて、汚い話、黄色い汁が目からずっと垂れていて、まぶたの際で固まり、目が開かない状態が続いていた。 むりやりはがすと、かさぶたをひっぺがした時のように決壊してふたたび汁が垂れ、ぐじゅぐじゅとしたものが睫毛にまとわりつくので…
当番ノート 第55期
言うならば金のない有閑マダムのような生活をしている。だだっぴろいのっぺりとした平野が広がっているような私の日常は一言で言えば暇で、月2回ほどライターの案件の仕事をこなしていると言えど、それ以外は家事・動画鑑賞・散歩や読書などに費やされ、無為に時間を過ごしている気がしてならない。NetflixやYoutubeの巡回中に、膨大な選択肢から自分の観たいものを見つけられない時など、私って今社会的に死んでる…
当番ノート 第55期
どうして昔から変わらず愛し続けているものと、飽きてしまうものがあるのだろう。人は変化していくものだと思えば、その矛盾も当たり前のことだとも言える気がしないでもないけれど。 大事な思い出こそすっかり頭から抜けてしまうのは、なんとも悲しい。だからせめて「今」を切り取りたいのだと、言葉を綴ったり、絵を描いたり、写真を撮ったり、残すことにこだわるのかもしれない。それが無駄だっていい。自分が残したいと思った…
当番ノート 第55期
「みて。サボテン買ってん」 ある日の夜中、急にわたしの部屋の扉が開けるなり、そう言って上機嫌な彼女はビニール袋に入ったサボテンを見せてきた。手のひらに乗っかるサイズの深緑の球がタンポポの綿毛のような棘を纏い、そこに優しいピンク色の花をポンポンと髪飾りのようにつけていて、それは少し羨ましく思うほどにかわいかった。そしてそんなサボテンを無邪気に自慢してくる彼女が愛おしくてたまらなかった。 彼女はよ…
当番ノート 第55期
こんにちは mopoka です。 (いもぱるしからmopokaに変更) 従姉妹のお母さんが「宝のもちぐされだから」と、フェリシモの500色の色鉛筆をくださった。 私は、500色には到底及ばないけど、いろんな色の包装紙に包まれたリンツのチョコレートをお礼に贈らせてもらった。 たくさんの色は、眺めてるだけでも嬉しい。 けど、工場から出たままの長い姿。これからも長いままなのは、申し訳ない。彼らは、生み出…
当番ノート 第55期
>>通過儀礼4日目 初めてネイルサロンに行った。休日、仕事の関係者と会う用事があり、終わってから久しぶりに山手線に乗ったら昼下がりのがらがらの環状線が快くて、特に予定もなかったので半周以上乗りっぱなしでぼーっとしていたら、原宿に来ていた。 ああ、駅舎が建て替わったのだなあと慣れない順路で改札を出て、とりあえずラーメンを食べたところで、ふとネイルサロンというところに行ってみようと思った。 春の陽気。…
長期滞在者
家から川沿いに100mほど歩いた場所にちょうど富士山が見えるスポットがある。夕暮れの時間にはそこからスマホで写真を撮る人をたまに見かける。 家から富士山までは遠く離れているので、大きさに圧倒されることはないが、ドッシリとそびえ立つ様は見てとることができる。私も安心感を憶えたいときにときどき富士山を眺めていた。 ある日、富士山をどうしても近場で見たくなり、小田原に出かけたことがあった。 昭和の私小説…