ケーキ類はどうしても茶色の占める割合が多いので
色の鮮やかなものを見つけると 気持ちが上がります。
もちろん着色料は出来るだけ使っていないもので。
この潔く鮮やかな赤のイチゴのムースケーキも
一目惚れで即買いしたもの。
フルーツをそのまま使って色を見せるのではなく
果汁を使ったゼラチン質で包み見せたところが
想像力と創造力だと思います。
色もですが味も本物のイチゴよりイチゴを感じさせて
ワクワクです。
お菓子にしても絵にしても「見立て」たものは
凝縮したエッセンスを
如何に違う形で感じさせるか、詰め込めるかと
作り手がアイデアフル回転させている「遊び」があって好きです。
本物よりも「本物らしさ」を感じさせる表現。
私も目指すところ。
そういう意味ではこのムース、
上に乗ってるイチゴはちょっと余計だったかも。
と脳では上から目線で思いながらも
胃は「やっぱイチゴ、うまい」とありがたく頂戴しました。