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2F/当番ノート

3回目の杉田、福島で出会う。

当番ノート 第22期

kokisugita

こんばんは。

杉田廣貴です。

今回は、前回の続きではなく、今出張先である東北にて出会った1人の職人との学びを紹介します。

今、私が主宰する言葉ギフト.comの個人的な宣伝やトークセミナーのため東北にいます。将来的に、こちらでも言葉ギフト展をおこなうつもりでもあります。

震災があったから、東北の方を元気づけようとか、そういった気持ちではなくて。

ただただご縁があって、そのご縁を大切にしていたいから、東北でも活動の場が広まって行ってる感じです。

元気づけたいとか、そうした気持ちって、どこかよそ者の考えだと思ってて。

東北にいる家族に会いにいく的な、10日間の出張をしています。

毎回、こちらに来る度に旅行もしてるんですが、

今回は、福島の喜多方へ。

喜多方ラーメンを美味しくいただき、町を散策していたら、たまたま見えた器・漆器のお店。

そこで出会ったのが、83歳で現役の漆器づくりの職人さんと、その次代の若旦那。

83歳のおじちゃんが話す言葉ひとつひとつが、とても勉強になりました。

その中で一つ、とても心に残ったのは。

『本物を真剣に作っていけば、それに応えてくれる人が出てくる。

ウソや小手先でやってれば、それは表に出て、大変なことに、いつかなる。

かならず、どっかで返ってくる。

それはね、83歳まで続けてきたから、よーく分かる。

だから、一からマジメにこだわって、丁寧に、一個一個つくる。』

そんな内容でした。

まっすぐに自分のものづくりを見つめ、83歳という年でも創り続ける事への愛が溢れていて、

出会えて良かったと、とても感動した一日でした。

私もこれからその点を打ち続けていきたいと思えました。

今日もお読みくださり、感謝いたします(^^)

杉田廣貴

http://kokisugita.com/

kokisugita

その後、見つけた桐の粉で創った人形館の作品たちも感動物でした。
絵本の世界に入ったような場所でした。

今日書いた漆器店については、
マルサ漆器製造所

その近くにあった人形館は、
桐の粉人形館ホームページ

杉田 廣貴

杉田 廣貴

1983年3月生 / 宮崎県出身。鹿児島大学工学部卒。6歳から剣道。22歳から書や言葉を媒体とした表現の世界に入る。『道』を究めることをライフワークとし、アートやデザインは生き方の一つとして考える。NYを中心にアメリカでの個展も行ない、海外での活動も大切にしつつ、2015年より日本国内での活動を本格化している。

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