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2F/当番ノート

happy new year! 2017

当番ノート 第30期

A Happy New Year!

あけましておめでとうございます。

ありがたいことに、前回はクリスマス。
今日は正月。
日曜日に素敵な日が重なっていて、なんだかめでたいですね。

2016年最後の日。
今回は都内にて、108回のサンサルテーション(太陽礼拝)のYOGAイベントに参加してきました。
1回ずつ終わるごとに貼られて行くみんなの“感謝”。
そうして出来上がったハートがとても優しい形をしていた年の瀬。
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さて皆様いかがお過ごしでしょうか?

前回は五島視察の旅in 上五島編でお送りいたしました。

今回はそのお隣、福江のある五島市をちょっとだけ。

上五島の若林という港から高速船に乗り、あっという間の30分。
福江港は五島のハブ的存在の港です。
上五島から来ると、妙な都会感を感じるこの場所に降り立つと、現在民泊に力を入れているようで、港ではその受け入れグループに巻き込まれたりしつつ。
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そうしてこちらでも地域おこし協力隊のMarieさんにお世話になるのですが、彼女はすでに築140年の古民家コミュニティカフェtetobaのオープンに向けて、ちょうどクラウドファンディングも無事終了し、忙しい頃。

改修中の築140年の古民家。@富江

改修中の築140年の古民家。@富江


現在改装中。

現在改装中。


totobeからの景色。

totobaからの景色。


富江のお肉屋さんは陽気すぎてお肉いっぱいくれた

富江のお肉屋さんは陽気すぎてお肉いっぱいくれた。人の良さが本当によさになっているまち。


気づけばおビールも。

気づけばおビールも。

彼女は、孫ターン。
富江に祖父母がいるということで、ここは馴染みのまち。
福江から少し進んだ先にあるこの富江というまちは、港町でもあり、若い家族も多く住んでいて、商店街の活気があるところ。

2階建てのこの空間を1Fはコミュニティカフェに、2Fは事務所にして行く予定です。
そして、何よりも結婚間近な彼女。
しかも、国際結婚。
そう、彼女は自分の結婚式を事例にして、ここ五島の魅力を利用して、結婚式をあげてもらえる、もし気に入ったなら住んでもらえる若者が増えるようにと、新たな事業を作ろうとしているのです。

私がここに来る理由になったのは、彼女のこの想いでした。

私自身もDIYでオリジナル結婚式をしましたが、その後仕事としてもお手伝いや司会を続けていて、“自分たちらしさ”の表現のい手伝いをしていますが、地方やこう行った島にしかない、装飾のいらないよさも、一つの表現方法だと思っています。

作り込む結婚式ももちろん素敵ですが、私は“等身大な自分”を、結婚式を通してぜひ見つめてもらいたいと考えている一人。
やった人しかわからないかもしれませんが、結婚式って、自分の今までの人生・これからの人生、そして今の自分を見つめなおせるすごく良い機会なのですよね。
その瞬間を過ごす場選びって、実は大事だと思っています。

日本は、クリスチャンでもない人に限って、教会での華やかな結婚式が多用されます。
悪いことではないんだけど、私は半分クリスチャンの家系なので、これは昔から不思議でならない一つです。

上五島も含め、この島々には、昔からクリスチャンの文化が根付いています。
歴史上、決してきらびやかな話ではないです。
隠れて、それでも自分の信じるものを守ってきた人々が多くいました。

お寺もそうですが、教会も含め、本来そこは観光地ではありません。
そこの場の力を感じて、また日々を生きて行くパワーをもらえる場所であり、その場にいるときは是非無垢になって、その場を感じて、自分の芯を見つける場。

特に社会が忙しくなればなるほど、激動であればあるほど、人は心を休める場を守ってきたわけです。

五島にもたくさんの教会がありますが、周辺に咲く花を模した柔らかい装飾が多く、長い年月を経てきてもとても綺麗に手入れがされています。

確かに、街の発展などを思えば、こういう場をどんどん観光地化して、お土産作って、、、

というのは良いかもしれません。
でも、私はそういう観光には実はうんざりしている一人です。

観光に来て、こういう大切な場に来て、何を感じたいか。

何を感じてもらいたいか。

旅は、そこが大切だと思っています。

あるとき、その旅は自分の経験のために、誰かの平穏な日常に土足で踏み込んでいることになっていることは大いにあります。

そのとき、何を感じるのか。

ここ五島での数日間は、旅を再考する良い時間でした。

そんな忙しい中Marieさんがその結婚式事業を行う上でのロケーション候補に私を案内してくれました。
その道中はにほんではないみたいな海と森。

広い空。

柔らかく大きい太陽。

火山活動が作り出したこの島の力強さは黒い岸壁から感じ取られ。
書ききれないことはまた別のところに書きますが、その道中を少しご紹介します。

[魚津が崎公園キャンプ場]
ここには、本来たくさんの花が咲いていますが、冬なのでトンビが多く飛んでクールな場所になっていました。

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[高浜]
天然の海水浴場としては、日本一の美しさを誇る白砂の海浜。
この日はあまりにもミラクルが重なり、思わずみんな車を止めて見ほれていました。
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[鬼岳]
標高315mの火山。ものすごく気持ち良い小高い丘。道中も畑でドライブ・ピクニックに持ってこい。
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[大瀬埼灯台]
日本の灯台50選にも選ばれている場所。歩いて灯台の場所まで行ける。
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[三井楽柏]
もう一人の地域おこし協力隊虎谷さん(通称虎ちゃん)と出会い、古民家をたくさん見せてもらいました。
彼女はここでyogaもやっています。
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ここには書ききれないストーリーはまた後日。

そんなこんなで滞在中は、Marieちゃんに教えてもらった福江の知る人ぞ知る居酒屋盛に2日間も居座り、酒盛り。
魚が本当に美味しくて、最高。
気づけば虎ちゃんも合流のラストナイトでした。
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2回に分けて五島の旅をつらつらと書きましたが、やはり百聞は一見にしかず。
そして、私の旅スタイルは自然と人にである旅。

自分の五感を解放しに行く。
案外手放せるものはたくさんあって、無理してそれにしがみつかなくてよくて、それをぱっとはなしてみたら、素敵なご縁も空気も水も入って来ます。

私は旅の玄人として、旅がそういう時間になってほしいなと思っています。
無理して遊ぶ必要はなくて、自然の中に身を置いて、ゆっくり目を閉じて、また感じて。

だから1人旅はやめられないわけですね。

来月は新年早々糸島へ。
全国の移住計画の皆さんと交流。楽しみです。
次の月は東京での少し大きめのイベント。
そして3月は鹿児島。

2回目フリーランス、やっぱり楽しい。

今年の抱負は「今を感じる・自然に身を置く・伝える」

そんな感じで本年もどうぞよろしくお願いします。

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つなぐひと
今井朝美
Tomomi Imai
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===1日バーテンダーやります===

前々から是非やってほしいということで、晴れてBnA hotelさんのバーをお借りしてやります。
web radioにもする予定なので、遠隔で来れないよという方は是非電波越しに楽しんでくれればと。

====== detail ======
date: 2017/1/13(fri)
time: 18:00-23:00(last 22:30)
venue: BnA hotel Koenji
charge: free
food, drink and more….
presented by team wain

【同時募集 wanted】
当日、音楽とかアートとかやりたい人。メッセください。
Musician, artist,performer etc…
展示できますし、web radioでも流せます。

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▼イベントページ
https://www.facebook.com/events/1280286835390712/

team wain Tomomi

team wain Tomomi

ものことひとを”つなぐひと”。
青山学院大学教育学部・同校大学院総合文化政策学研究科卒業。
オーストラリア・シドニーへ留学。他にもバックパッカーや旅行を通じて今の所25カ国。
飲食、ファッションコンサルティング、デザイン、アパレル、小売、教育、不動産など様々な分野を経験したのち、2014年に25歳でフリーランス「つなぐひと」として一度独立。
webデザイン、イベントディレクションを経て、2016年に押上にて「coworking atelier & cafe ViBAR」開業。
一度会社員に戻り、またフリーランスとして戻ってきたひと。

Reviewed by
たからさがし。

旅をする理由は自然と人。
誰といっしょか、
誰がそこにいるのか。

観光客のためにつくられたものは、そんなに求めていくことがなくて、
ただありのままの暮らしとか、人の関係とか、違う空気とか、
それだけを求めて外に出ることが多い。

今井さんの旅のスタイルに共感をしながら、
人に出会って、そこにあるものを真っ直ぐに感じて、自分の感覚に素直な今井さんの旅に、
読んでいてわくわくしました。

前回に引き続き、今井さんは五島の旅を紹介してくださっています。

いってみたいなぁ。

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