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2F/当番ノート

第三回「街のシンボル」

当番ノート 第63期

さて、今回は暮らしている街のシンボルの話です。

第三回-01 川を見つけてははしゃぐ
第三回-02 スーパー堤防というらしい

今私が暮らしている街のシンボルはなんと言っても川。
川にかかる橋からの景色はとても良く、川沿いの遊歩道ですぐ横に川を眺めながら歩けるのも気に入っています。
こんな景色が見れる街で暮らせるとは…と毎回噛み締めてしまいます。

ただし、もちろんデメリットも…
川があるということは水害とは隣り合わせ。
数年前の大雨では浸水した遊歩道の写真が多数SNSにアップされました。
怖くなって色々と調べた結果、「スーパー堤防」の構造や水門の存在など、川と共に暮らす街としてのさまざまな工夫・対策が練られていることがわかり、街の歴史を甘噛みながら噛み締めました。

街に愛着を持つこと、街を知ること。
自分が街に馴染んできたようでちょっと嬉しくなりますね。
あなたの街のシンボルはなんでしょうか?

橋本ライドン

橋本ライドン

まんがを描くことができる

Reviewed by
北枕 ふか子

ふかこんばんは!北枕ふか子です。

何も知らない街は、川のある街でした。
川を見ると「川だッ!」と言ってしまうライドンさん、かわいい。お気持ちわかります。わたしも車窓からどデカい川が見えると、顔を上げてぼうっと眺め「川は、今日も綺麗だ……」と意味もなく黄昏てしまいます。
川というか水が流れている場所は良いですね。ずっと同じ場所にある水は腐ってしまう。流れる水は、常に清潔で新しい。新しくて何か大きいものが流れ続けている環境は良いですね。人間関係もそうですが、更新し続けることは大切。……急にちょっとスピっぽくなってしまいました。

わたしはザ・閑静な住宅街で生まれ育ち、そして今も暮らしているので、山とか川とか海とか、自然が近くにある人の話を聞くと「いいねえ」と思います。「自然の中で暮らす」という経験が全くない。しいて言うなら、どでかい公園のフェンスを超えて、私有地に入り込んで怒られる遊びしかしていません。自然が身近にある生活を知らないので、そういったものへの畏怖が生まれ、「洪水とか起きない!?土砂崩れとか起きない!?」とずっと大騒ぎしてそうです。人間は常に自然と共存してきたのにね。おっと、またスピっぽくなってしまいました。

防災好きとしては、最近の防災関係の施設はすごいなとしみじみ思います。スーパー堤防もそうですが、洪水を起こさないための仕組みや、対策はあらゆる歴史や経験から導き出されたもの。そういう先人たちの工夫を知り、恩恵に預かるたびに「ありがたいことだなあ」と思いを馳せてしまいます。とは言え、今は「数百年に一度!」とか「数千年に一度!」みたいな災害も起きています。念には念をで、いざというときの防災さんぽや避難場所も確認しておくと、より安心かもしれませんね。防災好きなわたしからのおすすめでした。

街を知り、歴史やその知識を知ることで街に愛着が生まれる。次回も楽しみ!

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