「暮らしの中で得た実感を描いていく」ことをテーマに始めたこの連載もいよいよ最終回となりました。締めくくりにふさわしい実感とは…?
数ヶ月間ずっと忙しかった時期があり、買った消耗品が入ったビニール袋をそのまま床に置きっぱなしで暮らしていたことがありました。片づけなければ、という気持ちはあったので申し訳程度に袋ごとにジャンル分けしたりしなかったりで、ズルズルとついそのままに…
つい最近になってようやく整理整頓+収納スペースの見直しをしてだいぶスッキリしました! 我が家では家事などを行なった際、自分の手柄として相手に報告する習慣があるので、夫に新しい収納場所と施した工夫の説明を2回くらいして手柄を主張しておきました。
しばらくの間はそれまで袋まみれだったゾーンを通りかかるたび「いやあスッキリしたなあ…」と悦に浸ってしまいました。
それで実感したことは、「暮らしは続いていく」ということです。部屋がどれだけ散らかろうが、どんな暮らし方をしていようが等しく暮らしは続きます。人もそれに順応していきます。
でも、やっぱり暮らすなら心地よい方が楽しいんですよね。
改めてそう感じられたことを、この連載の締めくくりとしたいと思います。まだまだ整理整頓の必要なゾーンがある我が家なので、より心地よい暮らしを送れるよう、毎日少しずつ手を加えていくぞ、の気持ちです。
長いようで短かった2ヶ月間、大変楽しく描かせていただきました! 橋本ライドンの暮らしは続いていくので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。