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Native Language part14

Native Language

北 学

北 学

サキソフォニスト、作曲家

大阪生まれ。幼少期をシンガポールで過ごし、帰国後15歳までチェロを学ぶ。96年彫刻を学ぶため渡仏。97年、サックスと出会い独学で習得。以後、ジャズを初め、即興やダンス・映像等様々なプロジェクトに参加。主なものに、ダンス作品「夜弓」やスズキケンタロー氏との「Otoms」、永井朋生氏との「Kynas」、Toninho do carmo氏とのブラジル音楽等々。また、Pierre&Mattieu Carniaux兄弟監督の「Last room」等、映像作品にも精力的に参加。物作りで培った視覚的・触覚的質感を元に、音で絵を描くことに重きを置いている。

Reviewed by
朝弘 佳央理

50分ほどのパフォーマンスを先週踊ったのですが、そのために作ってもらった1曲です。

踊りの作品を作るとき、いつもどんな音楽を使うかということに悩まされます。
既成の音楽は、当然のことながら、もうそれひとつで完結してしまっている。
踊りは音の添え物でもいけないし、音は踊りのためのBGMではいけない。
そこにある音も体も混ざりあってひとつの画を生み出したいので、からだもそこにある想定があったうえで作られた音が欲しい。
(ここには他にも光や空間も関係してくるわけですが)
かといって、完全にどちらかがどちらかに寄り添いすぎても嫌だ。
お互い響き合いながら、はっと背かれる瞬間が欲しい。

舞台芸術には「時間」も重要な要素で、この「時間」の感覚に魔法をかけてくれる音楽というものはなかなかなく、しかし北さんが作る舞台音楽にはそれがある、とわたしは思っています。

出だしはなんだか変わった音楽だな…と飛ばしてしまいたくなるかもしれないのですが、そこにある音の毛羽立ちや重力や時間の経過を感じながら聴いてみてくださいね。
できればヘッドフォンで聴いてみてください。
もしかしたら、私がこの音で動きたくなる気持ちが分かるかも…?!

北さんが音楽を担当し、私が踊りを担当したものの映像をリンクします。
https://vimeo.com/247296332

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