当番ノート 第26期
高校1年生のとき。ドイツのインディ・レーベルから出たコンピレーションの日本盤が、なぜか地元の山野楽器に入荷され、何気なく試聴してその場で電流が走った。自分が聴きたかったのはこういう音楽だ!と感激し、その日本盤を出しているレーベルに感想文を送った。その後、いろいろな縁が巡ってそのレーベルオーナーと電話で話す機会が訪れた。当時の自分はもっと色々な音楽を聞きたかったので、インディ系の音楽を扱っているレコ…
長期滞在者
この部屋の居心地が良くて、帰ってきてしまった。 当番ノート、第24期として、2015年12月から2016年1月にアパートメントに滞在した。 その日々は、私にとって、これまでの自分の生き方を振り返る大切な時間となった。 そして、数多くの新しい出会いが生まれた。 私はそれが本当に嬉しくて。 あなたともっともっと、好きな音楽の話をしていたい。 私は心の底から願ったんだ。 絶え間なく流れ続ける毎日の中で、…
当番ノート 第26期
誰もいなくなったカーテンの無いへや 踏まれて茶色くなった木蓮の花びら ひとりぼっちの白鳥 部屋のすみで干乾びたみつばち もう使われることのない椅子と机 公園で捨てられたうさぎのぬいぐるみ 孵ることのなかったちいさな卵 割れた蜂蜜の瓶 送らなかった手紙 読まれなかったことば 捨てられて散らばったチューリップの花束 冷めてしまった野菜スープ 夢の中で撮った写真 森に残された動物の真っ白な骨 人が訪れる…
当番ノート 第26期
たからさがし。の私たちの 一番のアイデンティティは「笑顔」だと自負している。(笑) つぼが浅くて、ちょっとしたことでも笑える私たち。 2人でいれば、周りに飽きられるレベルで、 ずーっと笑ってる。 (ちなみに上の写真は、スマイルフォトグラファーの友達に 笑い過ぎて上手く撮れない!!って言われた時の写真) そういえば、たからさがし。を始める前も 周りに2人の雰囲気って似てるよねっていわれることが多かっ…
当番ノート 第26期
信じ難い悲劇が起こるなら、 信じ難い奇跡の一つくらい。 何の褒美か。 冬の凍えるような満月の夜。 ある国のトップに、月からお告げが。 月「たった一つだけなら叶えてやりますよ、沈む前に決めてもらえるなら」 トップは、真冬の空のもと街中を歩いていた若者を5人呼び集め、月からのお告げを伝えた。 トップ「お告げを国民に公表しては争いの火種になる。わしには決められな…
当番ノート 第26期
こんにちは、松尾です。 シンガポールにいると、本当に季節感を感じないものです。日本のFacebookの友達が投稿した紅葉の写真に殊更に秋を感じてしまった11月です。 12月のある日、道路を歩いていると、反対側でスコールが降り始めているのが見えました。対岸の雨!30秒後、スコールがこちら側にも襲いかかってきました。天気の変化を1メートル単位で感じられるとは思いませんでした。 その日食べた、炒果条はペ…
長期滞在者
時間というものについて、いろいろ考えるようになった。 現在という一点があり、それは常に先につらなる未来の時間を食いつぶしながら進行していく。 過去は進んだ航路から置き去られて後ろへ消えていく。 ・・・と、つい歴史年表のような直線的な時間進行をイメージしてしまうが、もしかしたら過去は一直線に過去になるのではなく、過ぎた途端に散らばって拡散してしまうのかもしれず、現時点からどれくらい過去か、というスケ…
当番ノート 第26期
ミスター・チルドレンの4thアルバムが出るというニュースを音楽雑誌で知り、そこには「人気爆発確実」みたいなことが書かれていた。雨の降る中、その人気爆発確実のAtomic Heartというアルバムを地元のCDショップで買い、自転車のカゴに入れた。帰宅中、カゴを上から覗き、袋からチラリと見えたCDケースは見たことがない色をしていた。カラーケース初体験だったのだ。紺地に小さなフォントが乗せられただけのミ…
当番ノート 第26期
体と心を持って 自分が 生きている ということに 違和感を持つようになったのは いつからだろう 自分が存在していることが こんなにも 心許ない 私は私のことが うまくわからなくて 自分が誰なのか 説明ができなくて 伝えられない だから 訊かれることがなんだか 苦しくなって 逃げ出したくなる 健やかな正しさというものが 怖い 年齢 性別 容姿 国籍 家族 社会 そういうものから 切り離して 私…
長期滞在者
デジタル一眼レフを数台持っているけれど、最近写真を撮るのはもっぱらスマートフォンです。日々の仕事の記録写真も、授業などの講義に使うための写真も、時々依頼される雑誌の記事に添える小さな写真原稿のための写真に至るまで、これ1台ですませるようになってしまいました。このコラムのために掲載している図版も同じです。スマートフォンの軽いデータでほとんど十分なのです。 理由はいろいろあって、その方が簡単だからだろ…
当番ノート 第26期
今年から使い始めた「ほぼ日手帳」 ちょっと前だけど、2月8日のコトバ。 平了さん「田口君のヒッチハイク ON THE ROAD」から ―ヒッチハイクで人の車に乗せてもらうってことは その人にちょっと迷惑をかけるということ。 その、「ちょっと迷惑をかける」ってじつは大きいことだと思うんです。― 確かに、確かに、その通りだなっておもった。 自分から人を頼って(いうならば迷惑をかけて)、 自分が行きたい…
Mais ou Menos
———————— Pちゃん 東京での生活も、もう10日を過ぎましたね。毎日一緒にいるけれど、実際のところどう?わたしは新生活に大分慣れてきたし、二人での生活がまた始まって、日々楽しんでいます。仕事に向かうPちゃんを見送りながら、はやく帰ってきてねといつも祈っているよ。まだ仕事が決まっていないのが今は不安…